腎臓病療法食「ハッピードッグ サノN」効果や安全性を愛用歴3年の飼い主が徹底レビュー

「腎臓病の愛犬が療法食を食べてくれない。食いつきがいい療法食を探している。」

「ハッピードッグ サノNの効果や安全性、実際に与えている人のレビューを参考にしたい。」

「ハッピードッグ サノNを最安値で購入できる方法が知りたい。」

腎臓病を患うと、ドッグフードを療法食に切り替える必要がでてきます。

しかし、犬の腎臓病療法食は病気の進行を遅らせるために、たんぱく質・リン・ナトリウムなどが制限されているため、通常のドッグフードよりも味や香りが劣ってしまいます。

そのため、愛犬が療法食を食べてくれず、苦労している飼い主さんも沢山いらっしゃるのではないでしょうか。

私もかつては「苦労している飼い主」でした。

動物病院で勧められた療法食は勿論、ネットの口コミで評判が良い療法食まで、ありとあらゆる療法食を試し続けた結果、ようやく我が家の愛犬好みのドッグフードにたどり着きました。

それが「ハッピードッグ サノN」です。

この記事を読むとわかること

「ハッピードッグ サノN」の総合評価

項目	評価
原材料	：５点 ヒューマングレードの食材を使用。
安全性	：５点 香料、着色料、保存料などの合成添加物不使用。
栄養バランス	：５点 リン・ナトリウム・タンパク質の含有量が制限されている。
口コミ	：4.5点 どこのサイトを見ても良い評価の口コミが多い。
コスパ	：３点 他メーカーの療法食と比較すると少々高め。
内容量	【通常購入】 80ｇ・１kg・7.5kg 【定期購入】 １kg・7.5kg
フードタイプ	ドライフード
対象疾患	慢性腎不全の中期
原産国	ドイツ

「ハッピードッグ サノN」の特徴

「ハッピードッグ サノN」は、ドイツで50年以上の歴史をもつ老舗ペットフードメーカー「Interquell GmbH（インタークエル社）」が製造しています。

同社のフードは品質管理に厳格な基準を設けることにより、ISO 9001およびIFS（International Featured Standards）などを取得しています。

ISO 9001とは

品質マネジメントシステムに関する国際規格のことで、企業や組織が顧客ニーズを満たす品質の高い製品やサービスを提供するための基準として定められています。

IFS（International Featured Standards）とは

「ハッピードッグ サノN」の安全性について

「ハッピードッグ サノN」は、ドイツのバイエルン州ヴェーリンゲンの自社工場で製造されています。

製造過程の品質管理について

Interquell GmbH（インタークエル社）では、製造ライン全体で品質管理を徹底しています。

製品の安全性を確保するために、原材料から出荷までの過程で厳格な品質管理を行っています。

製品の品質管理については、内部基準を設けて定期的に監査を行っています。

原材料のトレーサビリティーについて

Interquell GmbH（インタークエル社）では、原材料のトレーサビリティーを確保するために、生産者情報・生産地情報・原材料到着日時などを記録しています。

これにより、万が一問題が発生した場合も、原因特定を迅速に行うことができます。

トレーサビリティとは

製品がいつ、どこで、誰によって作られたかを明らかにするために使用されます。これにより、製造元である企業や消費者が、製造工程や、原材料の調達から生産、消費または廃棄までの過程を確認できるようになります。

「ハッピードッグ サノN」の原材料について

原材料はヒューマングレードの食材のみを使用

「ハッピードッグ サノN」は、ドイツの食品基準であるHACCP（Hazard Analysis and Critical Control Points）に従って生産されています。

また、厳格な品質管理基準を満たすためにヒューマングレードの食材のみを使用しています。

「ハッピードッグ サノN」は、地元バイエルン州の契約農家からの食材調達を中心に行っており、安全で品質の高い食材を使用しています。

ヒューマングレードとは

人間が食べられる品質の原材料で作られたペットフードのことを指します。人間用の食品と同じレベルで品質が管理された原材料を使って作られたペットフードなので、安全性が高く信頼できます。

HACCP（Hazard Analysis and Critical Control Points）とは

食品衛生管理の国際基準で、食品製造工程の危害分析と重要管理点の設定、管理、監視を通じて安全な食品を生産することを目的とした衛生管理の手法です。

副産物ミール不使用

副産物ミールとは、食肉加工の過程で人間用に販売できない副産物を粉状にしたものです。

副産物とは、肉以外の内臓・皮膚・骨のことで、人間の食用には適さないものとされています。

「ハッピードッグ サノN」には副産物ミールは含まれていません。

遺伝子組み替え作物不使用

遺伝子組み換え作物とは、遺伝子組み換え技術を利用して人工的に品種改良された作物のことです。

「ハッピードッグ サノN」を製造しているInterquell GmbH（インタークエル社）は、地元バイエルン州の契約農家から食材を調達しており、企業理念でも遺伝子組み換え作物を使用しない方針を明確にしているため信頼性は高いと言えます。

化学合成物質：保存料・香料・着色料不使用

「ハッピードッグ サノN」には、化学合成された保存料・香料・着色料は一切使用されていません。

「ハッピードッグ サノN」に酸化防止剤として使用されている天然由来トコフェロールは、ダイズやナタネの油脂から精製したもので、安全性の高い天然酸化防止剤に分類されます。

反面、酸化防止剤としての効果は弱いため、消費期限が短くなってしまいます。

「グリーブス（脱脂内臓肉）」の原材料と安全性について

「ハッピードッグ サノN」の原材料に含まれているグリーブス（脱脂内臓肉）は、ハラミなどの内臓肉を含む牛と豚の肉を概ね75%と25%の割合で使用しています。

生肉だけでなく内臓肉も加えることで、ビタミンA、セレン、亜鉛を豊富に含むほか、リンとカルシウムのバランスが良く、栄養豊富で消化吸収に優れた良質の動物性タンパク質源となります。

「加水分解レバー」の原材料と分解方法、安全性について

「ハッピードッグ サノN」の原材料に含まれる加水分解レバーは、ドイツを中心としたEU圏内から調達したポーク、チキン、ターキーのレバーを使用して酵素分解しています。

酵素分解とは、特定の酵素を用いて加水分解を行う方法です。

酵素分解のドッグフードは、犬の消化プロセスと同じ酵素を使用していることが多いため、危険な薬品や化学物質の影響を心配する必要は基本的にありません。

「ポルトリー脂肪」の原材料と安全性について

「ハッピードッグ サノN」の原材料に含まれるポルトリー脂肪は、ドイツを中心としたEU圏内から調達したチキンとターキーを使用しています。

ポルトリー脂肪は、アレルギー反応の主な原因となるタンパク質を除去しているため、チキンアレルギーがある犬にも安心して与えることができます。

「サーモンミール」の原材料と安全性について

「ハッピードッグ サノN」の原材料に含まれるサーモンミールは、EU圏内の海域で養殖されたアトランティックサーモンを使用しています。

サーモンミールとは、鮭に熱を加えて水分を除いた乾燥魚肉のことです。

低アレルギーのたんぱく質源であり、アスタキサンチン、EPA、DHA、ビタミンAが豊富に含まれています。

「ビートファイバー」の原材料と安全性について

ビートファイバーとは、てん菜（ビート）の根から取れる食物繊維のことです。

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方をバランスよく含んでいるため、腸内環境を整える効果があります。

ビートファイバーは、薬品を使わずに精製・乾燥させたものなので安全性の高い食物繊維です。

知っ得：豆知識

ビートファイバー自体はバランスも良く安全性の高い食物繊維ですが、ドッグフードの原材料表示の上位5番目以内に表示されている場合は、かさ増し目的で使用されているので気をつけましょう。

「ハッピードッグ サノN」の栄養素について

成分	含有量
粗タンパク質	12.5 %以上
粗脂肪	14.0 %以上
粗繊維	2.0 %以下
粗灰分	3.5 %以下
粗炭水化物	59.0 %
水分	9 %以下
オメガ6脂肪酸	2.5 %
オメガ3脂肪酸	0.3 %
カルシウム	0.45 %
リン	0.35 %
ナトリウム	0.25 %
マグネシウム	0.07 %
カリウム	0.60 %
L-トリプトファン(mg/kg)	1000 mg

「ハッピードッグ サノN」は、腎臓の負担を軽減するために最新の栄養基準で、カルシウム・リン・ナトリウムの含有量が調整されています。

また、タンパク質含有量も12.5%と腎臓への負担を軽減しつつ、必要な量は摂取できるよう綿密に設計されています。

参考：腎臓病の犬に制限が必要な栄養素と一般的な推奨値との比較

栄養素	一般的な推奨値	「ハッピードッグ サノN」
タンパク質	14～20％	12.5 %
リン	0.2～0.5％	0.35 %
ナトリウム	0.3％以下	0.25 %
カルシウム	0.5-0.8%以下	0.45 %

「ハッピードッグ サノN」を腎臓病の愛犬に与えてみた！

ちょちょ、再発した肝膿瘍本日無事完治しました😊
とは言え再発を繰り返す病気なので気は抜けませんが😓
やっと朝ご飯にありつけてガッついて食べてます😅#ダックス#カニンヘンダックス #犬のいる暮らし#犬好きさんと繋がりたい pic.twitter.com/3pDEpFybOh

— りあ＆ちょちょ🐶 (@riachocho) February 21, 2023

「ハッピードッグ サノN」を飼い主が食べてみた

実際に食べてみた感想は、

「ハッピードッグ サノN」を与えるときの注意点2つ

超小型犬・老犬・ドッグフードを丸のみする癖がある犬には砕いて与えることも検討しよう

「ハッピードッグ サノN」の粒の大きさは直径約2.0cmあります。

粒自体は薄焼きなので、基本的には犬種・年齢にかかわらず問題なく食べられると思います。

ですが、顎が小さく噛む力が弱い超小型犬、噛む力が衰え始めている老犬、ドッグフードを丸のみする癖がある犬は、喉に詰まらせてしまう恐れもあるため、場合によっては砕いて与えることも検討したほうが安心安全です。

穀物アレルギーがある犬に与える場合は注意が必要

「ハッピードッグ サノN」にはトウモロコシが含まれているので、穀物アレルギーがある犬に与える場合は注意が必要です。

ちなみに、腎臓病の犬の食事はグレインフリーである必要はありませんので、穀物アレルギーでなければ食べさせても問題ありません。

「ハッピードッグ サノN」を愛犬に与える決め手となったポイント6つ

上記6つが、私が愛犬に「ハッピードッグ サノN」を与える決め手となったポイントになります。

その中でも一番の決め手になったポイントは、愛犬が喜んで食べてくれたことです。

我が家の愛犬は病気になる前から食へのこだわりが強かったため、通常食より味の薄い療法食はなかなか継続して食べてくれませんでした。

そんな愛犬が初めて継続して食べてくれているのが「ハッピードッグ サノN」です。

食事は犬生の中でも最も楽しみな一大イベントといっても過言ではないくらい重要なものです。

私は病気になってしまったからという理由で、愛犬が楽しみにしている食事を我慢させるようなことはしたくありませんでした。

「ハッピードッグ サノN」にたどり着くまで、多くの時間を情報収集に費やし、様々な療法食を試し、結果無駄にしてしまったドッグフードも沢山ありますが、今、愛犬が美味しそうに食事をしている様子を見ていて、

頑張って探して良かった

と、心の底から思っています。

また、Interquell GmbH（インタークエル社）の公式HPを一通り読んで、誠実な企業であると感じることができた点も大きな決め手となりました。

企業理念からは、犬に健康で長生きして欲しいと願う気持ちがとても伝わってきましたし、梱包資材のリサイクルや、地産地消によるCO2排出削減など、自然環境にもできる限り配慮している経営姿勢に好感が持てました。

「ハッピードッグ サノN」の最安値は？公式・Amazon・楽天・Yahooを比較！

公式サイト
通常購入	330円（80ｇ） 2,662円（1kg） 12,342円（7.5kg）
定期購入	2,662円（1kg） 12,342円（7.5kg）
送料	・全国一律770円（沖縄県を除く） ・1回の注文総額が5,500円以上で送料無料 ・ネコポスは全国一律385円

Amazon
通常購入	330円（80ｇ） 2,662円（1kg） 12,342円（7.5kg）
定期購入	無
送料	送料無料~ ※購入金額やAmazonプライム会員か否かによって条件が異なります。

楽天市場
通常購入	330円（80ｇ） 2,662円（1kg） 12,342円（7.5kg）
定期購入	無
送料	送料無料~ ※購入金額や販売店舗が39ショップかによって条件が異なります。

Yahoo！ショッピング
通常購入	330円（80ｇ） 2,662円（1kg） 12,342円（7.5kg）
定期購入	無
送料	送料無料~ ※購入金額や販売店舗によって条件が異なります。

調べてみた結果、「ハッピードッグ サノN」の販売価格はどこも変わらないことがわかりました。

送料や各通販サイトの会員か否かによって、どこで購入するのがお得なのかは人によって変わってきます。

確実に状態の良い正規品を購入したいなら、公式オンラインストア を利用することをおすすめします。

公式サイトから定期購入すると10%ポイント還元される！

「ハッピードッグ サノN」は、公式オンラインストアに会員登録して、定期購入プログラムを選択すると購入価格の10%が還元されます!

貯まったポイントは、1ポイント＝1円として公式オンラインストア内で使用することができます。

定期購入プログラムの解約は、公式オンラインストアのマイページ・電話・お問い合わせから簡単にできます。

お届けスケジュールは「1週間に1回～2か月に1回」の間隔を選択することができ、スケジュールの変更や休止もマイページからできるのでドッグフードが溜まってしまう心配もありません。

ただし、定期購入商品の変更はマイページからは出来ないのでご注意ください。

定期購入商品を変更したい場合は、電話かお問い合わせで伝える必要があります。

まとめ：「ハッピードッグ サノN」は嗜好性も高く、腎臓病の犬にも安心して与えられる療法食

「ハッピードッグ サノN」は、製造工程もしっかり管理されており、腎臓病療法食としての栄養バランスも良く、嗜好性も高いため、安心して与えることができるドッグフードです。

いくら優れた栄養バランスで設計された療法食でも、愛犬が食べてくれなかったら意味がありません。

愛犬の健康を守りつつ、美味しく食べてもらえる「ハッピードッグ サノN」に出会えて、私は心の底から良かったと思っています。

もし、この記事を読んでいる飼い主さんのなかに、愛犬が腎臓病療法食を食べてくれず、困っている方がおられましたら、まずは80ｇのお試しサイズで愛犬の食いつきを確認してみてはいかがですか？

我が家の愛犬のように「ハッピードッグ サノN」を気に入ってくれて、喜んでごはんを食べてくれるようになることを願っています。