こんにちは、飼い主のりあです。
寒い冬がやってきましたね…
我が家は電気代の高騰により家計がますます厳しい状況です…
こんにちは、ちょちょだよ!
ちょちょは、エアコンよりもお布団と電気カーペットが大好きなのに留守番のときはつけてもらえなくてちょっと不満…
冬に犬を留守番させるときにエアコンや暖房器具を使って寒さ対策をする飼い主さんも多いですよね。
しかし、物価高や電気代の高騰により、なるべくエアコンを使わずにできる寒さ対策を知りたいという飼い主さんが増えてきています。
この記事では、エアコンなしでもできる犬の寒さ対策と、留守番中に使うべきではない危険な暖房器具について詳しく紹介していきます。
- 犬種、年齢、環境別に解説!冬に犬を留守番させるための対策とは?
- ソレダメ!冬に犬を留守番させるときに使ってはいけない危険な暖房器具4選
- エアコンの暖房設定なしでも安心♪冬のお留守番に役立つ寒さ対策グッズ4選
- 寒さ対策グッズをどう組み合わせる?愛犬が快適に留守番できるコツ
エアコンの暖房設定は必要?犬種・年齢・環境別で考える冬の寒さ対策
冬に犬を留守番させるときにエアコンの暖房設定が必要かどうかは、犬種、年齢、環境によって異なります。
しかし、犬種や年齢に関係なく、室温が10度を下回る場合はエアコンを暖房設定で使用することを推奨します。なぜなら、犬は人間のように汗腺が発達していないため、効率的に体温調節をおこなうことができないからです。
室温が10度以下になると、犬は体温を保つために多くのエネルギーを使うようになり、低体温症になってしまう危険性が急激に高まります。低体温症になると、震え・食欲不振・元気がなくなるといった症状が現れることがあります。進行すると命を落とす危険性もあるため、冬に犬を留守番させるときは、愛犬の健康も考えて寒さ対策をする必要があります。
犬種・年齢・飼育環境に適した寒さ対策のポイント
シングルコートの犬種:15度以下は寒さ対策が必要
犬の毛は、外側のオーバーコートと内側のアンダーコートという2層構造になっています。
オーバーコートは、直射日光や外部からの刺激から皮膚を守る役割があり、アンダーコートは、体温を保ち寒さから身を守るための保温機能の役割があります。
しかし、シングルコートと呼ばれる犬種にはこのアンダーコートがなく寒さに弱い傾向があります。
留守番をさせる時間帯にもよりますが、最高気温が15度以下になる日は、エアコンの暖房機能やグッズを活用して、しっかりと寒さ対策をしましょう。
- トイプードル
- マルチーズ
- チワワ
- フレンチブルドッグ
- ダックスフント
子犬&老犬:18度以下から寒さ対策が必要。15度以下は要注意
子犬や老犬を飼育している場合は、犬種にかかわらず寒さ対策が必要です。
子犬や老犬は成犬に比べて体温調節がうまくできません。子犬の場合は、体温調節機能が未発達であることが理由です。一方、老犬は筋肉や脂肪が減少しているため体温を維持しにくくなります。
留守番をさせる時間帯にもよりますが、最高気温が18度以下になる日は寒さ対策グッズを活用しましょう。
さらに、15度以下になる日は、エアコンの暖房機能を設定して寒さ対策をしてあげましょう。
外飼いの犬:10度以下なら室内に避難させるべき
普段から外で飼われている犬は、室内犬と比較すると寒さに強い傾向がありますが、寒さを感じないわけではありません。最高気温が15度以下になる日は服を着せたり、犬小屋に毛布を敷くなどの寒さ対策をしてあげましょう。
また、最高気温が10度以下の場合は室内に入れてあげましょう。
厳選!冬に犬を留守番させるときのおすすめ寒さ対策グッズ4選
寒い冬をエアコンの暖房設定なしで快適に過ごすためには、犬自身が体温を保てるよう工夫してあげることが大切です。
この章では、エアコンの暖房設定なしでも愛犬が快適に過ごせる寒さ対策グッズを4つご紹介します。
湯たんぽ:経済的&手軽に愛犬を温められる寒さ対策グッズの王道!
湯たんぽに入れるお湯の温度
湯たんぽに使うお湯の推奨温度は、80℃から100℃とされていることが多いですが、製品によって異なるため使用前にしっかり確認しましょう。推奨温度以上のお湯を入れてしまうと、犬が低温火傷を負ってしまう危険性が高まるため注意が必要です。
湯たんぽカバーの使用
湯たんぽを使用するときは必ずカバーを掛けましょう。カバーなしで使用すると、犬の皮膚に直接熱が伝わり、犬が低温火傷を負ってしまう危険性が高まるため注意が必要です。
カバーが付いていなかった、思っていたよりも薄かった場合は、タオルで包んで調節してあげましょう。
また、低温火傷を防止のためにも使用前には必ず飼い主さん自らの手で触れて温度を確認しましょう。
- 経済的:数千円で購入できるためコストを抑えられます。
- 手軽に使える:お手入れが簡単で収納にも場所を取りません。
- 夏にも活用できる:水や氷を入れて水枕としても使用できます。
- あたたかさが限定的:
- 温められる範囲が限られるため、湯たんぽだけでは寒さ対策として不十分な場合があります。
- 持続時間が短い:
- 適温が保てるのは4~8時間程度のため、長時間の留守番には不十分な場合があります。
- 低温火傷の危険性:
- 使い方を守らないと犬が低温火傷を負ってしまう危険性があるため注意が必要です。
TONGMO:湯たんぽ かわいいカバー付き 容量 1.8L
私のイチオシ湯たんぽです。
カバーがめっちゃ可愛くて、デザインも豊富♪
2個セットでも販売しているから、愛犬用と自分用にいかがですか?
この湯たんぽは、ポリ塩化ビニル(PVC)素材を使用しているため、ゴム製湯たんぽ特有の臭いがありません。ゴムの臭いが苦手な犬でも安心して使用できるのがポイントです。
さらに、PVC素材は耐久性が高くお手入れもしやすいので、長く使えるのも魅力的です。
タンゲ化学工業:呼吸する湯たんぽ 2.6L
噛み癖がある犬にはこちらの湯たんぽがおすすめです。
この湯たんぽは、空気圧を調整することで、冷めても本体が凹まないように設計されているから、噛んでも破損しにくく長持ちします。
噛み癖のある犬でも安心して使用できるのが嬉しいポイントです。
また、この湯たんぽは自立するので「カバーがかけやすい」「お湯捨ても立たせるだけ」と便利な仕様も嬉しいポイントです。
あったかお洋服:オシャレしながら防寒もできちゃう寒さ対策グッズ
皮膚疾患がある場合は必ず獣医師に確認を
皮膚病の種類によっては服を着せると症状が悪化する恐れがあります。使用前に必ずかかりつけ獣医師に相談しましょう。
犬の体型に合った服を選ぶ
サイズが大きすぎると、寒さ対策としての効果が十分に発揮されないだけでなく、袖口を踏んで転倒する危険性もあります。逆に、サイズが小さすぎると通気性が悪くなり、痒みや炎症などの皮膚トラブルを引き起こす可能性があります。犬の体型に合った服を選ぶようにしましょう。
装飾が付いている服は避ける
小さなぬいぐるみやリボンなどの装飾が付いている服は避けましょう。留守番中に装飾が取れてしまった場合、誤飲する危険性があります。
- 経済的:数千円で購入できるためコストを抑えられます。
- 手軽に使える:お手入れが簡単で収納にも場所を取りません。
- 活用場面が多い:冬の散歩着やマナーウエアとしても使えるため留守番以外でも活用できます。
- サイズ選びが難しい:
- 体型に合ったサイズを選ぶのが難しく、適切なものを見つけるのに苦労する場合があります。
- 服が苦手な犬もいる:
- 服を嫌がって着てくれなかったり、すぐに脱いでしまう犬もいます。
ダックスフンドの服のサイズや測定方法にお困りの飼い主さんは、こちらの記事を是非ご覧ください♪
犬用防寒・防水ジャケット
1つ目は、我が家の愛犬も愛用している犬用防寒・防水ジャケットをご紹介します。
裏地にはふわふわのボアが使われているので、触り心地が良く、保温性も抜群です。お散歩中の防寒対策はもちろん、留守番中の寒さ対策としても大活躍しているお洋服です♪
この商品は軽量で防水機能も備えており、さらに着脱もとても簡単です。前脚を通して背中のジッパーを締めるだけで、すぐに着せることができます。フックもしっかりとした作りなので、リードが外れる心配もありません。
バックル部分には反射素材が使われているので、夜のお散歩も愛犬の安全を確保しながら楽しめます♪
fullofvigor:犬用インナー つなぎ マナーウエア
2つ目は、「fullofvigor」の犬用マナーウエアをご紹介します。
こちらのマナーウエアは、サイズやカラーが豊富なだけでなく、伸縮性に優れた生地が犬の体にぴったりフィットします。動きやすいのに締め付け感がなく、犬にストレスを感じさせないのでとても快適に着用できます。
「fullofvigor」は、動物の術後服も販売しているブランドです。国内の縫製工場で丁寧に作られており、口コミでも高い評価を得ています。
犬用マナーウエアは、部屋着としてはもちろん、インナーや皮膚保護、術後服の代わりとしても使えるため、1枚持っておくと便利ですよ♪
特に、服を着せてもすぐに脱いでしまう犬におすすめです♪
犬用セーター ニット
3つ目は、犬用セーターのご紹介です。
こちらの商品は、タートルネックのニットセーターで、アラン模様とケーブル編みが可愛らしく見た目もオシャレなデザインです。
手洗いできるのでお手入れも簡単♪汚れたらさっと洗えるのも助かります。
実際に使っている人の感想をまとめると「フィット感が最高」「着心地が良い」と評価も高く、サイズ・カラー展開も豊富なので、愛犬と一緒におしゃれを楽しみつつしっかり寒さ対策もしてくれる頼もしいアイテムです♪
ペットハウス:留守番中もぽかぽか快適!愛犬が安心して過ごせる癒しの空間
ファスナー式の開閉タイプは要注意
ファスナーで開閉できるタイプのものは、収納やお手入れのしやすさがアピールされていますが、犬を留守番させるときに使用する場合、ファスナーを噛んで誤飲する危険性があるため、特に噛み癖がある犬の場合は避けたほうが無難です。ファスナー式を使用する場合は、ファスナー部分をタオルや布で覆う、テープでファスナーをしっかりと固定するなどの対策をしたうえで使用するようにしましょう。
- 保温性が高い:他の防寒グッズと組み合わせると、エアコンの暖房設定なしでも寒さ対策可能
- 多機能:ベッドとしても使用できるため日常的に活用できます。
- コンパクト収納:折りたたみ可能な商品であれば収納場所をとりません。
- 単体では不十分:ペットハウスだけでは寒さ対策が不十分な場合があります。
- 手入れが大変:お手入れに手間がかかる場合があります。
- 収納スペースを取る:折りたたみができない商品は収納に場所を取ることがあります。
- 好みが分かれる:犬によってはペットハウスの中に入ってくれない場合があります。
洗えるペットハウス
こちらのペットハウスは、屋根部分にファスナーが付いている仕様になっているため、留守番中に誤飲事故を起こす心配はありません。
さらに、折りたたみが可能なので、使わないときはコンパクトに収納できます。水洗いもできるのでお手入れが簡単なのも嬉しいポイントです♪
ペットハウス本体はフリース素材で作られており、中敷きのクッションにはふわふわのコットンが使用されています。
実際に使っている人の感想をまとめると「デザインが可愛い」「組み立てやすい」「温かそう」と評価も上々で、インテリアとしてのデザイン性と保温性について高い評価がされています。
カーテン付きペットハウス 2way仕様 ペットベッド
こちらのペットハウスは、なんと2way仕様!
屋根を押し下げればベッドとしても使えます。しかもカーテン付きだから保温性もバッチリ☆
おもちゃを隠すのが大好きな犬には特におすすめですよ。
防水仕様に加え、底には滑り止めも付いているから安心です。
ペット用のホットカーペットにも対応しているので組み合わせて使うことで防寒対策を強化することもできますよ。
ペット用寝袋:留守番中もぬくぬく熟睡!?ちょっと変わった寒さ対策グッズ
噛み癖対策
噛み癖のある犬がペット用寝袋を使用する場合は、耐久性の高い素材を選ぶことが重要です。留守番中に犬が噛み破ってしまった場合、綿などを誤飲してしまう危険性が高まります。
洗濯可能な素材を選ぶ
寝袋は犬の体温や湿気で汚れが蓄積しやすくなります。最低でも週1回は洗濯して雑菌や臭いを防ぎ、清潔な環境を保つようにしましょう。簡単に取り外し可能なカバー付きのものを選ぶと洗濯の負担が軽減できます。
- 高い保温性:他の防寒グッズと組み合わせると、エアコンの暖房設定なしでも寒さ対策可能
- お手入れが簡単:洗濯機で洗える素材を選ぶことにより、手軽かつ常に清潔を保つことができます。
- 外出先でも使える:持ち運びにも便利なので旅行先などでも使えます。
- 単体では不十分:ペット用寝袋だけでは寒さ対策として不十分な場合があります。
- 好みが分かれる:犬によっては寝袋に入るのを嫌がることもあります。
ottostyle.jp:ペット用寝袋 マイクロファイバー
こちらのペット用寝袋は、毛布によく使われるマイクロファイバーフランネル素材で作られており、保温性に優れています。マシュマロのような”ふわとろ”の肌触りで寝心地も抜群です♪
実際に使っている人の感想をまとめると「肌ざわりが良い」「気持ちよさそう」「クッションがもこもこ」と良い評価もある一方で「思っていたよりも薄かった」「静電気がおきる」と言ったレビューも確認されました。
寝床に肌ざわりを重視するタイプの犬には人気が高いみたいです。
Panni: 柴犬寝袋
こちらは中型犬以上の犬におすすめのペット用寝袋です。柴犬デザインがとても可愛く、直径約85cmとかなり大きいので、愛犬はもちろん、飼い主さんの防寒対策としても使えます。愛犬と一緒にぬくぬく過ごすひとときは至福の時間ですね♡
カバーは取り外し可能で、水洗いもできるため簡単に洗濯できます。寝袋の入口が広く、犬が簡単に潜り込めるデザインになっているので、奥深くまで入って寝ることも、顔を出して手前でくつろぐこともできます。愛犬の好みに応じて使い分けできる点が嬉しいポイントです。
要注意!冬に犬を留守番させるときに使ってはいけない危険な暖房器具4選
留守番中でも安全に使える寒さ対策グッズって意外とたくさんあるんだね!
でも、寒さ対策グッズだけで真冬に留守番するのはちょっと厳しそう…
そうだよね…
エアコン以外で安全に寒さ対策ができる暖房器具はないのかな?
まず最初にお伝えしたいのは、冬に犬を留守番させる場合にエアコン以外で安全に使用できる暖房器具は、床暖房のみです。ただし、床暖房は設置している家庭も少なく、更にエアコン以上に電力を消費するため電気代がかかるという問題があります。
そこで、電気ストーブや電気カーペットなどの暖房器具を活用しようと考えている飼い主さんもいるかもしれませんが、これらは非常に危険なので絶対に使わないでください!
ここからは、冬に犬を留守番させるときに使ってはいけない危険な暖房器具4つとその理由について詳しく解説していきます。
ガスファンヒーター:犬の留守番中に使ってはいけない最も危険な暖房器具
ガスファンヒーターは短時間で部屋を暖める優れた暖房器具ですが、留守番中に使うと一酸化炭素中毒、火災、感電、火傷の危険性が非常に高いため、絶対に使ってはいけない暖房器具です。
ガスファンヒーターは換気不足や不完全燃焼によって一酸化炭素中毒を引き起こす危険性があります。特に外出中は窓を閉めることが多いため換気が不十分になりがちです。換気不足の状態で使用し続けると、数時間以内に一酸化炭素中毒を引き起こす危険性が高まります。
冬は、犬が一酸化炭素中毒によって死亡する事故が多く発生しています。そのほとんどが、留守番中にガスファンヒーターをつけっぱなしにしていたことが原因です。
留守番中に犬がガスファンヒーターの近くに毛布やおもちゃを引き寄せてしまうと、引火して火災を引き起こす危険性があります。特に暖かい地域が原産の犬種や、体温調節が苦手な子犬や老犬はこのような行動を取りやすいため要注意です。
子犬や噛み癖のある犬は、ストレスや暇つぶしのために電気コードを噛むことがあるため感電の危険性が高まります。犬の噛む力は想像以上に強く、小型犬でも20〜30kg、大型犬なら100kg以上の力を持つため、たとえコンセントガードや配線ガードで保護をしていても破壊される可能性があります。
犬は被毛で覆われているため、人間と比較すると熱を感じるまでに時間がかかってしまい、気づかずにガスファンヒーターに近づきすぎて火傷を負うことがあります。特にシングルコートの犬種や体温調節が苦手な子犬や老犬は要注意です。
「ストーブガードを設置すれば大丈夫なのでは?」と考える飼い主さんもいるかもしれませんが、犬は人間が思っている以上にジャンプ力があるため、留守番中にジャンプしてストーブガードの内側に入ってしまうと、出ようとしても助走が取れず閉じ込められてしまうことがあります。そうなると火傷だけでなく、脱水症状の危険性も高まります。
電気ストーブ:火災・感電・火傷の危険大!犬の安全を守るために避けたい暖房器具
電気ストーブは電気で熱を発生させるため、一酸化炭素中毒の危険性は低いものの、火災、感電、火傷の三大危険要素をはらんでいるため、留守番中の寒さ対策として使用するのは避けるべき暖房器具です。
留守番中に犬が電気ストーブの近くに毛布やおもちゃを引き寄せてしまうと、引火して火災を引き起こす危険性があります。特に暖かい地域が原産の犬種や、体温調節が苦手な子犬や老犬はこのような行動を取りやすいため要注意です。
子犬や噛み癖のある犬は、ストレスや暇つぶしのために電気コードを噛むことがあるため感電の危険性が高まります。犬の噛む力は想像以上に強く、小型犬でも20〜30kg、大型犬なら100kg以上の力を持つため、たとえコンセントガードや配線ガードで保護をしていても破壊される可能性があります。
犬は被毛で覆われているため、人間と比較すると熱を感じるまでに時間がかかってしまい、気づかずに電気ストーブに近づきすぎて火傷を負うことがあります。特にシングルコートの犬種や体温調節が苦手な子犬や老犬は要注意です。
「ストーブガードを設置すれば大丈夫なのでは?」と考える飼い主さんもいるかもしれませんが、犬は人間が思っている以上にジャンプ力があるため、留守番中にジャンプしてストーブガードの内側に入ってしまうと、出ようとしても助走が取れず閉じ込められてしまうことがあります。そうなると火傷だけでなく、脱水症状の危険性も高まります。
電気カーペット:低温火傷の危険有!気づかないうちに重症化している場合も!?
電気カーペットは、火災・感電・低温火傷の危険性が高い暖房器具です。愛犬の安全を守るためにも留守番中の寒さ対策として使用するのは避けたほうがいいでしょう。
子犬や噛み癖のある犬は、不安や暇を紛らわせるために電気コードをかじってしまうことがあり、これが原因で断線し、火災を発生させる危険性があります。
子犬や噛み癖のある犬は、ストレスや暇つぶしのために電気コードを噛むことがあるため感電の危険性が高まります。犬の噛む力は想像以上に強く、小型犬でも20〜30kg、大型犬なら100kg以上の力を持つため、たとえコンセントガードや配線ガードで保護をしていても破壊される可能性があります。
低温火傷は、44℃〜50℃程度の温度に長時間触れ続けることで発症する危険性が高まります。電気カーペットには温度調節機能がついていますが、一番低い温度設定でも約40℃になっていることが多く、更に室内全体を暖めることができないため、留守番中の犬が電気カーペットの上から動かなくなることも考えられます。
低温火傷の怖いところは、症状が悪化するまで気づきにくいところです。最初は皮膚の表面が少し赤くなっていたり、少し腫れてるかな?と感じる程度ですが、長時間電気カーペットの上で過ごすことにより、水ぶくれや皮膚がむけて、外科手術が必要になる重度の火傷に発展することもあります。
こたつ:あたたかさの裏に潜む危険!使い方次第で安全な暖房器具に変身
こたつは、火災・感電・低温火傷・脱水症・酸欠・熱中症といったさまざまな危険性をはらんでいる暖房器具です。
子犬や噛み癖のある犬は、不安や暇を紛らわせるために電気コードをかじってしまうことがあり、これが原因で断線し、火災を発生させる危険性があります。
子犬や噛み癖のある犬は、ストレスや暇つぶしのために電気コードを噛むことがあるため感電の危険性が高まります。犬の噛む力は想像以上に強く、小型犬でも20〜30kg、大型犬なら100kg以上の力を持つため、たとえコンセントガードや配線ガードで保護をしていても破壊される可能性があります。
低温火傷は、44℃〜50℃程度の温度に長時間触れ続けることで発症する危険性が高まります。こたつには温度調節機能がついていますが、保温性が高いため、時間の経過と共に内部の温度が設定温度を上回る可能性もあります。更に室内全体を暖めることができないため、留守番中の犬がこたつに籠ってしまうことが考えられます。
低温火傷の怖いところは、症状が悪化するまで気づきにくいところです。最初は皮膚の表面が少し赤くなっていたり、少し腫れてるかな?と感じる程度ですが、犬が長時間こたつに籠ったままの状態になると、熱が皮膚に伝わり続ける状態となるため、水ぶくれや皮膚がむけて、外科手術が必要になる重度の火傷に発展することもあります。
「電源を切れば安全なのでは?」と思われる飼い主さんもいらっしゃるかもしれませんが、こたつにはもう一つ隠れた危険があります。こたつ布団は熱を逃さないように厚めに作られているため、力の弱い子犬・老犬・小型犬にとっては持ち上げるのが難しく、出られなくなってしまうことがあります。その結果、脱水や熱中症になる危険性が高まります。また、こたつ布団が閉じたままの状態だと、内部の空気の流れが悪くなり、酸欠になる危険性が高まります。酸欠になると嘔吐、呼吸困難、意識障害などの症状を発症し、最悪の場合命を落とすこともあるので大変危険です。
冬はこたつを出すご家庭も多いかと思います。
外出するときは必ずこたつの電源を抜いて、こたつ布団を上げてから出掛けるようにしましょう。
こたつの危険性について、盲点だった飼い主さんも多いかと思います。
ですが、こたつは以下のポイントに気をつけて使用すれば安全な寒さ対策グッズに早変わりする暖房器具でもあります。費用0円で寒さ対策できる可能性を秘めた暖房器具でもあるので要チェックです!
- こたつ布団を薄手のものに変更する
- 普段から薄手のものを使用するか、外出前夜に変更しておくのがベスト
- 愛犬が自力で持ち上げられるものを選ぶ
- 外出前にこたつ布団を上げて中の空気を入れ替える
- 外出30~15分前がベスト
- 外出前にこたつ布団の一部を持ち上げて空気の通り穴をつくる
- こたつ布団の一部を持ち上げて落ちてこないように固定しておく
- 重さのある段ボールや家具をはさんでおく
- 電源を抜く
- 外出15~10分前がベスト
冬のエアコン代を大幅節約!犬を留守番させるときの賢い節約術5選
最高気温が15度以上になることが多い11月や3月であれば、寒さ対策グッズを活用することで、エアコンなしで犬を留守番させることも可能です。しかし、本格的に寒くなってくる12月~2月にエアコンなしで留守番させると、犬が体調を崩してしまう危険性が高まります。
やっぱりエアコンなしで犬を留守番させるのは無理か…
でも…電気代が…
犬の健康は勿論大事ですが、1円でも節約したい!と思われる飼い主さんの気持ちも非常によくわかります!
大丈夫です!エアコンは設定温度や運転方法を工夫すれば、ある程度電気代を節約することができます!
ここからは、冬にエアコン代を節約しつつ犬を快適に留守番させるための方法を5つご紹介します。
エアコンの設定温度を1度下げるだけでも約10%の節電効果が期待できます。
冬にエアコン代が高くなるのは、外気温との温度差を埋めるために多くの電力を使うからです。 外が寒いほどエアコンはより多くの電力を使って室内を暖めようとするため、結果として電気代が上がってしまいます。
なので、エアコンの暖房温度をできるだけ低めに設定にすることで、電気代を節約することができます。
朝起きてエアコンをつけるときは、風速を「強」、風向を「自動」に設定するのがポイントです。「自動運転モード」がある場合は、それを活用するのもおすすめです。
「弱風のほうが節電になるのでは?」と思われる方もいるかもしれませんが、エアコンは室内温度を設定温度に上げるまでが一番電力を使うため、最初から弱風で運転すると室温がなかなか上がらず、逆に電気代が高くなってしまいます。
稼働と同時に風速「強」・風向「自動」に設定して一気に室温を上げて、充分に暖まってきたら風速「弱」に切り替えて使用するのがおすすめですよ♪
冬の空気は冷たく重いため下にたまります。一方、エアコンの温風はあたたかく軽いため上にたまります。
そのため、エアコンの風向を下向きに設定してあたたかい空気を床付近に送ってあげることで、効率的に室内を暖めることができます。
サーキュレーターや扇風機を活用して空気を循環させることで、更に効率的に室内を暖めることができます。
使用する場合は犬の安全を考慮して、電池式の製品を使用する、絶対に届かないところに設置するなどの工夫をしましょう
湿度が10%下がると、体感温度は1℃低下すると言われています。
エアコンのフィルターや熱交換器は、空気中のほこりや汚れを取り除く役割を果たしていますが、同時に空気中の水分も除去してしまいます。そのため、長時間使用していると室内が乾燥し、体感温度が下がることがあります。
加湿器や濡れタオルを併用することで乾燥を防ぎ、体感温度を保つことでエアコン代を節約することができます。
冬の留守番もこれで安心!寒さ対策グッズの最強コンビを徹底解説
これまで、エアコン以外の寒さ対策グッズや留守番中の節電方法について解説してきました。
最後に、寒さ対策グッズのおすすめの組み合わせを「11月・3月編」と「12月~2月編」に分けてご紹介します。
11月・3月:寒さ対策グッズを併用して暖房器具なしで乗り切る!
ペットハウス×湯たんぽ×あったかお洋服
ペットハウス内に湯たんぽを設置することで、内部の温度を保ちながら湯たんぽ自体の適温もキープすることができます。 更に、犬に洋服を着せることで低温火傷を防ぎつつ、ペットハウスの外に出た場合も一定のあたたかさを保つことができます。
ペット用寝袋×湯たんぽ×あったかお洋服
ペット用寝袋内に湯たんぽを設置することで、内部の温度を保ちながら湯たんぽ自体の適温もキープすることができます。 更に、犬に洋服を着せることで低温火傷を防ぎつつ、寝袋の外に出た場合も一定のあたたかさを保つことができます。
ペットハウス×あったかお洋服×あったかお洋服
薄手の犬用つなぎと、犬用ニットセーターやダウンジャケットを重ね着させる方法です。 重ね着することで体感温度をしっかり保つことができます。更に、犬が寒いと感じた場合の避難先としてペットハウスを用意しておくことで、長時間のお留守番にも対応できます。
ペット用寝袋×あったかお洋服×あったかお洋服
薄手の犬用つなぎと、犬用ニットセーターやダウンジャケットを重ね着させる方法です。 重ね着することで体感温度をしっかり保つことができます。更に、犬が寒いと感じた場合の避難先としてペット用寝袋を用意しておくことで、長時間のお留守番にも対応できます。
12月~2月:寒さ対策グッズと併用してエアコンの暖房温度を賢く抑える
エアコン×ペットハウス×湯たんぽ
エアコンの暖房温度を20~22度に設定して最低限の室温を保ちつつ、犬が寒いと感じた場合に避難できる湯たんぽを設置したペットハウスを用意することで、エアコンの電気代を抑えながら寒さ対策をすることができます。
エアコン×ペット用寝袋×湯たんぽ
エアコンの暖房温度を20~22度に設定して最低限の室温を保ちつつ、犬が寒いと感じた場合に避難できる湯たんぽを設置したペット用寝袋を用意することで、エアコンの電気代を抑えながら寒さ対策をすることができます。
エアコン×ペットハウス×あったかお洋服
犬に洋服を着せて防寒対策をしつつ、犬が寒いと感じた場合に避難できるペットハウスを用意することで、エアコンの暖房温度を抑えながら寒さ対策をすることができます。
低温火傷が心配な方はこちらの方法がおすすめです。
エアコン×ペット用寝袋×あったかお洋服
犬に洋服を着せて防寒対策をしつつ、犬が寒いと感じた場合に避難できるペット用寝袋を用意することで、エアコンの暖房温度を抑えながら寒さ対策をすることができます。
低温火傷が心配な方はこちらの方法がおすすめです。
まとめ:エアコンの電気代を節約しつつ犬の健康もしっかり守る寒さ対策を
冬の寒い時期でもエアコンを使いながら電気代を節約し、愛犬の健康を守る方法はたくさんあります。エアコンの暖房設定や使い方を工夫しつつ、湯たんぽや犬用の服といった寒さ対策グッズも取り入れて、愛犬が快適に過ごせる環境を整えてあげましょう。電気代の心配を少しでも減らしながら「これなら冬も安心してお留守番させられる!」と思える寒さ対策をぜひ取り入れてみてくださいね。