「ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナルというドッグフードが気になっている。効果や安全性について、レビューを参考にしたい。」
「ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナルを最安値で購入できるサイトが知りたい。」
「ハッピードッグ(HAPPY DOG)のVETリーナルとサノNは、何が違うのかわかりやすく教えてほしい。」
はじめまして。
腎臓病の愛犬に「ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナル」を与えていた飼い主のりあです。
犬界のグルメ女王(自称)と呼ばれているちょちょです。
腎臓病を患うと、ドッグフードを療法食に切り替える必要がでてきます。
しかし、犬の腎臓病療法食は、病気の進行を遅らせるために、たんぱく質・リン・ナトリウムなどが制限されているため、通常のドッグフードと比べると、どうしても味や香りが劣ってしまいます。
そのため、愛犬が療法食を食べてくれず、苦労している飼い主さんが沢山いるようです。
前回の記事で、Interquell GmbH(インタークエル社)が販売している「ハッピードッグ(HAPPY DOG)サノN」という商品を紹介させていただきました。
今回の記事では、同社が販売しているもう一つの腎臓病療法食「ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナル」についてレビューさせていただきます。
両フードの違いについても詳しく解説していくので、気になる方は是非参考にしてくださいね♪
- 「ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナル」の特徴
- レビュー:「ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナル」を与えてみた!
- ハッピードッグ(HAPPY DOG)「サノN」と「VETリーナル」の違い
- 「ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナル」を最安値で購入する方法
「ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナル」の総合評価
項目 | 評価 |
---|---|
原材料 | :5点 ヒューマングレードの食材を使用。 |
安全性 | :5点 香料、着色料、保存料などの合成添加物不使用。 |
栄養バランス | :4.5点 ・リン、ナトリウムの含有量が制限されている。 ・タンパク質と脂質はやや高め。 |
口コミ | :4点 フードの内容に関してはどこのサイトを見ても良い評価の口コミが多い。 |
コスパ | :3点 他メーカーの療法食と比較すると少々高め。 |
フードタイプ | ドライフード・ウェットフード |
内容量 (ドライフード) | 【通常購入】 80g・1kg・4kg・12kg 【定期購入】 1kg・4kg・12kg |
内容量 (ウェットフード) | 【通常購入】 400g×1缶 400g×6缶 【定期購入】 400g×6缶 |
対象疾患 | 慢性腎不全 急性腎障害 |
原産国 | ドイツ |
当サイトでの「ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナル」の総合評価は、「タンパク質や脂質の制限が必要な疾患を併発していない、腎臓病を患っている犬には安心して与えることができるおすすめのドッグフード」と評価しました!
「ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナル」は、慢性腎不全および急性腎障害がみられる犬の腎臓への負担を軽減するために、リン、ナトリウムの含有量を制限し、タンパク質や必須脂肪酸の含有量を調整して配合されているドッグフードです。
また、血液を浄化し、腎機能をサポートする作用があるとして古来より使用されている、カンバ葉(バーチリーフ)やタンポポなどのハーブを配合しています。
さらに、腎臓病による食欲低下に配慮し、ビーフ、ポーク、サーモンなど嗜好性の高い動物性タンパク質を使用した美味しく食べられるフードとなっています。
原材料は、ドイツの厳格な基準をクリアしたヒューマングレードの食材を使用し、品質管理も自社工場で徹底されていることから、安全性はかなり高いと感じました。
「ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナル」の特徴
- ヒューマングレードの食材のみを使用している。
- 化学合成の香料・着色料・保存料は使用していない。
- 遺伝子組換え作物は一切使用していない。
- HACCP基準を満たしたドイツ自社工場で生産されている。
- 血液を浄化し腎機能をサポートするカンバ葉、タンポポを配合。
- 他メーカーの療法食と比較すると値段が高い。
- 日本の市場に出回っているドッグフードブランドの中では知名度があまり高くない。
「ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナル」は、ドイツの老舗ペットフードメーカーであるInterquell GmbH(インタークエル社)が製造しています。
同社は、ドイツで50年以上の歴史を持ち、品質管理に厳格な基準を設け、動物たちに必要な栄養素をバランスよく配合することで、健康的な食生活をサポートしています。
同社のフードは、品質に対する徹底したこだわりがあり、ISO 9001およびIFS(International Featured Standards)などを取得しています。
品質マネジメントシステムに関する国際規格のことで、企業や組織が顧客ニーズを満たす品質の高い製品やサービスを提供するための基準として定められています。
食品製造業者や小売業者に対して、品質管理、食品安全、環境保護、社会的責任などの規格を設け、それに基づいた評価・認証を行う国際基準のことです。特にヨーロッパで広く使用され、安全で品質の高い食品を提供するための業界標準として認知されています。
「ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナル」を徹底評価!安全性について
「ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナル」は、ドイツ、バイエルン州ヴェーリンゲンの自社工場で製造されています。
製造過程の品質管理
Interquell GmbH(インタークエル社)では、製造ライン全体で品質管理を徹底しています。
製品の安全性を確保するために、原材料から出荷までの過程で厳格な品質管理を行っています。
また、製品の品質管理については内部基準を設けており、定期的に監査を行っています。
原材料のトレーサビリティー
Interquell GmbH(インタークエル社)では、原材料のトレーサビリティーを確保するために、生産者情報、生産地情報、原材料到着日時などを記録しています。
これにより、万が一問題が発生した場合にも、原因特定を迅速に行うことができます。
「ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナル」を徹底評価!原材料について
コーン、米粉、ポテトフレーク、ポルトリー脂肪、グリーブス(脱脂ハラミ肉8%)、サーモンミール(4%)、乾燥全卵(2%)、キャロット*、加水分解レバー、ひまわり油、塩化カリウム、菜種油、炭酸カルシウム、サッカロマイセス・セレビシエ*、塩化ナトリウム、海藻*、亜麻仁(0.15%)、緑イ貝*(0.04%)、ミルクシスルシード、イースト抽出物*、アーティチョーク、タンポポ(0.015%)、ショウガ、カンバ葉(0.015%)、ネトル、カモミール、コリアンダー、ローズマリー、セージ、リコリス根、タイム(乾燥ハーブ合計0.16%)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD3、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビオチン、Dパントテン酸カルシウム、ナイアシン、ビタミンB12、葉酸、ビタミンC、コリン)、ミネラル類(鉄、銅、亜鉛、マンガン、ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、必須アミノ酸(L-トリプトファン)、天然由来トコフェロール(酸化防止剤として)(*乾燥)
チキン(精肉および内臓肉32%)、ポーク(精肉および内臓肉4%)、キャロット、米、ポルトリー脂肪、ポテトフレーク、ミネラル、サーモンオイル、チコリの根、ミックスハーブ、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD3、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビオチン、Dパントテン酸カルシウム、ナイアシン、ビタミンB12、葉酸、コリン)、ミネラル類(銅、亜鉛、マンガン、ヨウ素酸カルシウム)、その他栄養素(タウリン)
原材料の安全性確保
「ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナル」は、ドイツの食品基準であるHACCP(Hazard Analysis and Critical Control Points)に従って生産されています。
また、厳格な品質管理基準を満たすために、ヒューマングレードの食材のみを使用しています。
ヒューマングレードとは、人間が食べられるレベルの食材を使用することを意味しています。
「ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナル」は、地元バイエルン州の契約農家からの食材調達を中心に行っており、安全で品質の高い食材を使用しています。
食品衛生管理の国際基準で、食品製造工程の危害分析と重要管理点の設定、管理、監視を通じて安全な食品を生産することを目的とした衛生管理の手法です。
副産物ミール不使用
副産物ミールとは、家畜の内臓や骨、血液など、加工過程で残った部位を粉末状にしたもので、低品質なタンパク源です。
「ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナル」は、人間でも食べられるヒューマングレードの食材のみを使用していますので、副産物ミールは含まれていません。
遺伝子組み替え作物(GMO)不使用
遺伝子組み換え作物(GMO)とは、遺伝子を人工的に組み換えた植物のことです。
ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナル」を製造しているInterquell GmbH(インタークエル社)は、地元バイエルン州の契約農家から食材を調達しており、企業理念でも遺伝子組み換え作物(GMO)を使用しない方針を明確にしているため、信頼性は高いと言えます。
化学合成された保存料、香料、着色料不使用
「ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナル」には、化学合成された保存料、香料、着色料は一切使用されていません。
「ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナル」に使用されている酸化防止剤は、天然由来トコフェロールというもので、ダイズやナタネの油脂から精製したものです。
天然由来トコフェロールは、天然の酸化防止剤なので安全性が高いです。
反面、酸化防止剤としての効果は弱いので、開封後の消費期限はどうしても短くなってしまいます。
「ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナル」を与える場合は、開封してから1か月以内に使い切るようにしましょう。
「ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナル」に使用されている原材料で気になるもの
「ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナル」を徹底評価!栄養素について
成分 | 含有量 |
---|---|
粗タンパク質 | 16.0 %以上 |
粗脂肪 | 16.0 %以上 |
オメガ6脂肪酸 | 4.0 % |
オメガ3脂肪酸 | 0.4 % |
粗繊維 | 2.0 %以下 |
粗灰分 | 4.0 %以下 |
粗炭水化物 | 53.0 % |
水分 | 9.0 %以下 |
カルシウム | 0.40 % |
リン | 0.30 % |
ナトリウム | 0.25 % |
マグネシウム | 0.07 % |
カリウム | 0.65 % |
L-トリプトファン(mg/kg) | 1000 mg |
成分 | 含有量 |
---|---|
粗タンパク質 | 7 %以上 |
粗脂肪 | 8 %以上 |
オメガ6脂肪酸 | 0.85 % |
オメガ3脂肪酸 | 0.25 % |
粗繊維 | 0.3 %以下 |
粗灰分 | 0.5 %以下 |
粗炭水化物 | 12.2 % |
水分 | 72 %以下 |
カルシウム | 0.20 % |
リン | 0.09 % |
ナトリウム | 0.08 % |
マグネシウム | 0.03 % |
カリウム | 0.20 % |
タウリン(mg) | 600 mg |
「ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナル」は、腎臓の負担を軽減するために、リン、ナトリウムを制限し、主要な栄養素となるタンパク質や必須脂肪酸の含有量を調整して配合しています。
さらに、血液を浄化し、腎機能をサポートする作用があるとして古来より使用されているカンバ葉(バーチリーフ)やタンポポなどのハーブも配合されています。
栄養素 | 一般的な推奨値 | ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナル:ドライ |
---|---|---|
タンパク質 | 14~20% | 16.0 %以上 |
リン | 0.2~0.5% | 0.30 % |
ナトリウム | 0.3%以下 | 0.25 % |
カルシウム | 0.5-0.8%以下 | 0.40 % |
【徹底レビュー】「ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナル」を腎臓病の愛犬に与えてみた!
実際に「ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナル」を腎臓病の愛犬に与えていた私が徹底レビューしていくよ!
パッケージは全て英語で書かれていますが、原材料や栄養成分など、大事なことは日本語表記のシールを貼ってくれています。
賞味期限は裏面の底に「MHD」と記載されているものです。
例えば、「MHD:05.10.24」という表記の場合、
24年10月5日が賞味期限となります。
記載場所が見つけにくいうえに読み方も逆になるので、わかりづらいのが難点です。
袋を開けても油臭いニオイはしません♪
クンクン。
ハーブっぽいにおいがする…
私はハーブの香りを感じませんでしたが、愛犬は開封した際、しきりにニオイを嗅いでいたので、犬の嗅覚ではハーブの香りを感じ取れていたと思われます。
粒の大きさは直径2.0センチくらいです。
粒の厚みは3.0~5.5センチくらいありました。
大きいうえに分厚いな…
ちょちょみたいな老犬が食べるのはちょっと辛いなぁ…
わ…割れない…
渾身の力を振り絞って叩いても結構粒が大きいまま残ってる…
ラップの芯で叩き割るよりは砕けるけれど、フードクラッシャーを使っても割れない粒もけっこう残っていました…
ちなみに我が家のフードクラッシャーは壊れました。
愛犬は、ドッグフードの味は気に入ったみたいで、食べやすい大きさに砕いてあげればモリモリ食べていました♪
味はまぁまぁ美味しいんだけど粒がなぁ~…( ŧ‹”ŧ‹”
主人が頑張って砕いてくれているのは解っているけれど、食べていると時々硬いのが歯にあたって…痛っ!!
我が家の場合、ドッグフードの味は気に入ったようで美味しそうに食べていました。
が、やはり粒が大きく厚みもあるため、フードクラッシャーを使っても綺麗に砕くことができず、時々硬いフードを噛んで痛そうにしている愛犬を見るのが辛かったのと、私自身もドッグフードを砕く作業に疲れ果ててしまったため、すぐに元の「ハッピードッグ(HAPPY DOG)サノN」に戻してしまいました。
かつおだしでふやかすということもやってみましたが、粒に厚みがあるため、なかなかふやけてくれませんでした。
「ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナル」を人間である飼い主が食べてみた
私は愛犬にドッグフードを与える際、自分もひと口食べてみることを徹底しています。
実際に食べてみた感想は、
- 香り
- ハーブの香りは特にしませんでした。油臭さも無く、ベタベタしないからとても食べやすかったです。
- 硬さ
- 粒が厚めなので噛み砕くのが大変でした。亀田製菓の「技のこだ割り」レベルの硬さです。
- 味
- 特にハーブっぽい味は感じられませんでした。
- 薄味ですが風味は感じとれたので、美味しく食べられそうだなと思いました。
個人的な感想としては、商品の安全性と味は文句無しの満点合格です☆
腎臓病の犬に食べさせても問題無いと感じました。
反面、粒の硬さはかなりのマイナス評価です。
腎臓病は老犬に多い病気です。
こんなに硬い粒では噛む力が衰え始めている老犬には食べづらいのではないかと感じてしまいます。
「ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナル」を与える際の注意点
実際に「ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナル」を愛犬に与えてみて、ちょっと気をつけたほうがいいなと思った点を3つレビューします。
小型犬・ドッグフードを丸のみする癖がある犬・老犬には与え方に注意が必要!
「ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナル」の粒は、直径約2.0センチ、厚みは3.0~5.5センチあります。
故にドッグフードを丸のみする癖がある犬は、喉に詰まらせてしまう危険がありそうだなと感じました。
危険を回避するためにも、粒を砕いてから与えたほうが安全です。
また、小型犬や噛む力が衰え始めている老犬には、粒が分厚過ぎてかなり硬いと思います。
歯にトラブルを抱えている犬の場合、歯が欠けてしまう可能性がありそうだなと心配になるくらい硬いです。
こういった心配を取り除くためにも、小型犬や老犬に与える場合は、粒を砕いた後、ぬるま湯などでふやかしてから与えるか、ウェットフードを食べさせたほうが安全です。
穀物アレルギーがある犬に与える際は注意が必要
「ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナル」にはトウモロコシや米が含まれていますので、穀物アレルギーがある犬に与える際は注意が必要です。
ちなみに、腎臓病の犬の食事はグレインフリーである必要はありませんので、穀物アレルギーが無ければ与えても問題ありません。
ハーブが苦手な犬は食べない可能性が高い
実際に食べてみた私個人の感想では、ハーブの香りは感じられませんでした。
ですが、犬は人間以上の嗅覚を持っています。
我が家の愛犬も初めて「ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナル」を与えた際、5分程は口をつけず、怪訝な顔をしながらドッグフードのにおいを嗅いでいたので、元々ハーブが苦手な犬は食べてくれない可能性が高いです。
食べてもらえるか心配な方は、まずは80gのお試しサイズを購入することをおすすめします。
ハッピードッグ(HAPPY DOG)「VETリーナル」と「サノN」の違いを徹底比較!
ここからは、ハッピードッグ(HAPPY DOG)「VETリーナル」と「サノN」の違いについて、実際に両フードを与えた私が徹底比較していくよ☆
「VETリーナル」 | 「サノN」 | |
---|---|---|
栄養バランス | :5点 | :5点 |
フードの種類 | :5点 | :3点 |
内容量 | :4.5点 | :3点 |
粒の厚み | :2.5点 | :4.5点 |
ハーブの有無 | ハーブ使用 | ハーブ不使用 |
食べやすさ | :2.5点 | :4点 |
与えやすさ | :2点 | :3.5点 |
栄養バランス
栄養バランスに関しては、どちらも5点満点評価としました。
どちらも腎臓病の犬に制限が必要な栄養素は基準値内で抑えられているので、安心して愛犬に与えることができます。
強いて言うならば、「VETリーナル」はタンパク質含有量16.0 %以上に対し、「サノN」はタンパク質含有量12.5 %以上となっており、「サノN」のほうがやや含有量が低く設定されています。
これは、腎臓病の対象ステージの違いによるもので、
「VETリーナル」は、慢性腎不全の初期や急性腎不全の犬におすすめの療法食に対し、
「サノN」は、慢性腎不全中期以降の犬にも与えることができる療法食となっています。
腎臓病のステージによって、タンパク質の制限量は変わってくるので愛犬の状態に合わせて使い分けてあげられるのがいいですよね♪
フードの種類
フードの種類に関しては、「VETリーナル」に軍配が上がりました。
「VETリーナル」にはウェットフードもありますが、「サノN」はドライフードのみとなっています。
内容量
内容量に関しては、「VETリーナル」に軍配が上がりました。
「VETリーナル」は、ドライフードに加えウェットフードもあるため、内容量のラインナップも豊富です。
対して「サノN」は、ドライフードの内容量が1kgと7.5kgしか無く、少々使い勝手が悪いです。
商品名 | 通常購入 | 定期購入 |
---|---|---|
「VETリーナル」:ドライ | 80g 1kg 4kg 12kg | 1kg 4kg 12kg |
「VETリーナル」:ウェット | 400g×1缶 400g×6缶 | 400g×6缶 |
「サノN」:ドライ | 80g 1kg 7.5kg | 1kg 7.5kg |
粒の厚み
粒の厚みに関しては、「サノN」に軍配が上がりました。
「VETリーナル」の粒の厚みは3.0~5.5センチとかなり厚く、フードクラッシャーを使っても粉砕できないものもあります。
対して「サノN」の粒の厚みは0.05~3.5センチほどのため、ラップの芯などで軽く叩けば簡単に割れます。
ハーブの有無
「VETリーナル」には、腎機能をサポートする作用があるとして古来より使用されているカンバ葉(バーチリーフ)やタンポポなど複数種類のハーブが配合されています。
「サノN」はハーブ不使用となっています。
ハーブ | 効果・効能 |
---|---|
アーティチョーク | 胆汁分泌促進、強肝、コレステロール低下、消化促進、利尿 |
タンポポ(ダンデリオン) | 強壮、健胃、緩下、利尿、催乳、強肝、解毒 |
ショウガ(ジンジャー) | 消化促進、発汗、血行促進、鎮痙、抗炎症、殺菌 |
カンバ葉(バーチリーフ) | 利尿、鎮痛、収れん、血液浄化、強壮、殺菌、胆汁分泌促進 |
ネトル | 収れん、利尿、抗アレルギー、強壮、血液浄化 |
カモミール | 鎮静、抗炎症、抗痙攣、発汗、消化促進、抗菌、殺菌、利尿、嘔吐予防 |
コリアンダー | 消化促進、駆風、抗菌、鎮静 |
ローズマリー | 強壮、血液循環促進、消化促進、抗酸化、抗菌、発汗、収れん |
セージ | 抗菌、抗ウイルス、防腐、収れん、制汗、内分泌調整 |
リコリス | 抗炎症、抗ウィルス、抗アレルギー、副腎皮質刺激、免疫賦活、去痰 |
タイム | 抗菌、殺菌、抗ウイルス、防腐、去痰、利尿、強壮、鎮痙、疲労回復 |
食べやすさ
食べやすさに関しては、「サノN」に軍配が上がりました。
ハッピードッグ(HAPPY DOG)の商品は、ドライフードの粒が大きめに設計されています。
「VETリーナル」は粒に厚みもあるため、小型犬や老犬がそのまま食べるのはかなり厳しいと思います。
対して「サノN」は平焼きのため、小型犬や老犬でも自分で噛み砕いて食べることができます。
与えやすさ
与えやすさに関しては、「サノN」に軍配が上がりました。
「VETリーナル」は粒が大きく厚みもあるため、犬種や年齢によってはフードを砕く必要があります。
ですが、フードクラッシャーを使っても割れないものもあるため、飼い主さんにとっては体力と手間がかかり、使い勝手が悪くなってしまう場合があります。
対して「サノN」は、粒の大きさはVETリーナルとさほど変わりませんが、平焼きなので小型犬や老犬でも自分で嚙み砕いて食べることができますし、砕いて与える場合も、ラップの芯などで軽く叩けば簡単に割れるので体力は消耗しません。
ハッピードッグ(HAPPY DOG)「VETリーナル」と「サノN」どっちがおすすめ?
結局「VETリーナル」と「サノN」どっちがおすすめなの?
「VETリーナル」と「サノN」、どちらも栄養バランスや安全性に関しては申し分ないドッグフードです。
どちらがおすすめなのかは、犬種・年齢・病気の進行具合によっても変わってきますが、
私個人としては、食べやすさ・与えやすさの観点から「サノN」をおすすめします。
我が家の愛犬は小型の老犬、加えて歯も何本か抜けてしまっているため、「VETリーナル」は本当に食べづらそうでした。
愛犬が食べやすいようにと粒を砕いて与えていましたが、厚みがあるためラップの芯で叩いたくらいでは綺麗に割れませんし、フードクラッシャーを使用してもかなり力を入れないと刃が負けてしまい、うまく砕けなかったので、作業が終わる頃には腕が痺れて痛かったです。
我が家の愛犬には「VETリーナル」は合いませんでしたが、これはあくまでも私個人の感想です。
両ドッグードを試してみたからこそ「VETリーナル」・「サノN」それぞれのおすすめタイプも見えてきました。
下の表にまとめてみたので、良かったら参考にしてください。
- 慢性腎不全の初期や急性腎不全の状態で、タンパク質の制限がゆるい
- ウェットフードタイプの腎臓療法食を探している
- ハーブによる効果を期待したい
- 中型犬以上で、口腔内トラブルを抱えていない
- 内容量のラインナップが豊富なドッグフードを探している
- 慢性腎不全中期以降の状態で、ある程度タンパク質を制限する必要がある
- ハーブが苦手
- 小型犬・老犬
- ドッグフードを砕く手間を省略したい
「ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナル」の最安値は?
公式サイト | ドライ | ウェット |
---|---|---|
通常購入 | 330円(80g) 2,662円(1kg) 8,470円(4kg) 19,690円(12kg) | 1,254円(400g×1缶) 7,524円(400g×6缶) |
定期購入 | 2,662円(1kg) 8,470円(4kg) 19,690円(12kg) | 7,524円(400g×6缶) |
送料 | ・全国一律770円(沖縄県を除く) ・1回の注文総額が5,500円以上は送料無料 ・ネコポスは全国一律385円 |
Amazon | ドライ | ウェット |
---|---|---|
通常購入 | 330円(80g) 2,662円(1kg) 8,470円(4kg) | 1,254円(400g×1缶) |
定期購入 | 2,662円(1kg) 8,470円(4kg) | 無 |
送料 | 送料無料~ ※購入金額やAmazonプライム会員か否かによって条件が異なります。 |
楽天 | ドライ | ウェット |
---|---|---|
通常購入 | 330円(80g) 2,662円(1kg) 8,470円(4kg) 19,690円(12kg) | 1,254円(400g×1缶) 7,524円(400g×6缶) |
送料 | 送料無料~ ※購入金額や販売店舗が39ショップかによって条件が異なります。 |
Yahoo | ドライ | ウェット |
---|---|---|
通常購入 | 330円(80g) 2,662円(1kg) 8,470円(4kg) 19,690円(12kg) | 1,254円(400g×1缶) 7,524円(400g×6缶) |
送料 | 送料無料~ ※購入金額や販売店舗によって条件が異なります。 |
「ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナル」は、ドッグフード自体の価格は同じでも、送料を含めると内容量や購入先によって最安値が変わってきます。
例えば、Amazonプライム会員なら送料が無料になるし、楽天経済圏の人なら毎月18日に購入すればポイントが沢山貯まって実質お得ですよ♪
各ECサイトのリンクも貼っておきますので、購入を検討している方はこちらからどうぞ♪
1kg以外をご希望の方もリンク先から購入できます♪
公式サイトから定期購入すると10%ポイント還元!
「ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナル」は、公式のオンラインストアに会員登録して、定期購入プログラムを選択すると購入価格の10%が還元されます。
貯まったポイントは、1ポイント=1円として使うことができます。
10%還元は本来、会員ステージがプラチナ会員じゃないと受けられない還元率だよ!
定期購入を選択するだけで、会員ステージに関係無く10%還元が受けられるんだから超お得☆
超お得なのは解るんだけど…
定期購入って解約できないとかよく聞くし不安だな…
定期購入プログラムの解約は、マイページ・電話・お問い合わせ(メール)から可能です。
私も以前、定期購入プログラムを利用していましたが、楽天市場で「ハッピードッグ(HAPPY DOG)」が購入できるようになったので、マイページから解約した経緯があります。
特に問題も無く、スムーズに解約できたのでご安心ください♪
お届けスケジュールは「1週間に1回~2か月に1回」の間隔を自分で選択することができ、スケジュールの変更や休止もマイページからできるので、ドッグフードが溜まってしまう心配もありません。
定期購入商品の変更はマイページからは出来ないのでご注意ください。
定期購入商品を変更したい場合は、電話かお問い合わせ(メール)で伝える必要があります。
まとめ:「ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナル」は商品ラインナップも豊富で安心して愛犬に与えられる腎臓病療法食
「ハッピードッグ(HAPPY DOG)VETリーナル」は、製造工程もしっかり管理されており、ハーブの力を取り入れるなど、腎臓病療法食としての栄養バランスも綿密に設計されているため、安心して愛犬に食べさせることができます。
また、腎臓病の療法食だけではなく、尿石・ダイエット・肝臓・アレルギー・消化器・皮膚・関節など商品のラインナップも豊富なので、他の疾患で療法食を探している飼い主さんにもおすすめです。
もし、この記事を読んでいる飼い主さんのなかに、愛犬が腎臓病療法食を食べてくれず、困っているという方がいらっしゃいましたら、まずは80gのお試しサイズで愛犬の食いつきを確認してみてはいかがですか?
あなたの愛犬が喜んでごはんを食べてくれるようになることを願っています。