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保護犬の譲渡費用高くない?おかしい保護団体に要注意!

犬 ダックスフンド ダックスフント ちょちょブログ

「保護犬を迎え入れたいけれど、保護団体によって譲渡費用に差がありすぎて適正価格がわからない」

「譲渡費用の請求書の内訳に寄付金が含まれているんだけど、これっておかしくない?」

「保護団体からフードの定期購入やペット保険への加入を譲渡条件に提示されたけれど違法じゃない?」

りあ

はじめまして。
保護犬のちょちょと暮らして9年になる飼い主のりあです

ちょちょ

露頭に迷っているところを主人に保護されたラッキードッグのちょちょです

昨今は保健所や動物愛護センターに加え、NPO法人や個人ボランティアなど犬の保護活動を行っている団体は沢山あります。

ですがその中には不当な譲渡費用を請求したり、譲渡条件にフードの定期購入や特定のペット保険への加入を迫る保護犬ビジネス」という悪事を働く団体も存在していることを皆さんはご存じでしょうか?

りあ

私がちょちょを迎え入れたきっかけは「迷い犬の保護」という形だけど、ちょちょをきっかけに保護犬にも興味が出てきて色々調べてみたら、おかしい保護団体がいくつか目についたので、注意喚起の意味も込めて今回この記事を書いています。

この記事を読むとわかること

  • 譲渡費用の内訳
  • 保護団体の種類と譲渡費用の平均金額
  • おかしい譲渡費用の内容
  • おかしい保護団体の特徴
目次

\我が家の愛犬も大好き/

\我が家の愛犬も大好き/

譲渡費用とは

ちょちょ

そもそも譲渡費用って何?
どうして必要なの?

りあ

はい!言葉に詰まった人挙手~(`・ω・´)ノ
まずは譲渡費用とは何なのかをしっかり理解しておこう!

そもそも日本では、第一種動物取扱業者(ペットショップ・ブリーダー)以外は犬猫の譲渡に際し1円たりとも利益を出すことは違法です。

動物愛護管理法:環境省

しかし医療費や飼育費用など新しい飼い主に引き渡すまでにかかった実費を請求することは問題ありません

ちょちょ

なるほど。
確かに病院代や餌代なんかは保護するうえで発生してくる必要経費だから、保護団体としては里親さんに多少なりとも負担してほしいよね

りあ

そうだね。
一般的に「譲渡費用」として認められる実費には以下のようなものがあるよ

譲渡費用として認められる実費一覧
  • 畜犬登録料
  • データ登録料
  • マイクロチップ挿入費用
  • 狂犬病予防・ワクチン接種費用
  • 避妊・去勢手術費用
  • フィラリア、ノミ、ダニの駆虫・予防費用
  • 健康診断料
  • トリミング代(爪切り・シャンプー・カット)
  • 病気や怪我の治療に要した医療費
  • 保護期間中にかかった餌代等の飼育費用
  • 保護犬を里親の自宅に届けるためにかかった交通費

保護団体の種類と譲渡費用の平均金額

一口に「保護団体」と言っても昨今は行政が運営を担っているものから、個人のボランティアまで様々な団体があります。団体の種類によって譲渡費用は勿論、信頼性も大きく違ってきます

保健所・動物愛護センター

各都道府県や自治体が運営している保護施設。

運営には一部税金が充てられている。

譲渡条件に飼い方講習会への参加を義務付けしているところが多い。

譲渡費用は一番安く、無料~一万円程度が一般的

公的機関に該当するため信頼性は一番高い

りあ

公的機関だから個人情報の管理も一番信頼できるし、自治体によっては、保健所や動物愛護センターから引き取った犬猫の避妊・去勢手術の補助金助成金受け取れる制度もあるんだよ

参考:日本三大都市にある愛護センターの譲渡費用と犬猫の引き取り手数料及び避妊・去勢手術助成金

愛護センター名称譲渡費用
東京都動物愛護相談センター無料
愛知県動物愛護センター避妊・去勢手術をした犬猫:9,000円
避妊・去勢手術をしていない犬猫:5,000円
大阪府動物愛護管理センター無料

犬・猫の引き取り手数料及び避妊・去勢手術助成金 環境省:全国版

りあ

地方自治体で運営する保護施設は全国に114か所あるよ。
ネットで「お住まいの都道府県 保健所or動物愛護センター 犬」で検索すれば出てくるよ

りあ

避妊・去勢手術の助成金についても「犬 避妊or去勢手術 助成金or補助金 お住まいの都道府県」で検索すれば出てくるよ

特定非営利法人:公益社団法人、一般社団法人、NPO法人

動物の保護や譲渡を事業として行う目的で設立された法人格をもつ保護団体。

収益を得ることはできるが分配は不可。

そのため譲渡費用に実費以外の金額が含まれていても問題無い。

譲渡費用一万円~五万円程度が平均金額。

特定非営利活動促進法に基づいて法人認定を受けているので信頼性もそこそこ高い。

ちょちょ

収益を得ることはできるが分配は不可ってどゆこと?

りあ

会社を経営していくには収益が必要だよね?
特定非営利法人も同じで、法人運営を継続するために必要な収益を得ることは問題無いってことだよ

りあ

分配は不可っていうのは、株式会社は収益が出たらその一部を株主に分配するよね?
非営利法人の場合は、収益が出ても株主に分配することはできないってことだよ

任意団体・個人ボランティア

動物の保護や譲渡活動をボランティアで行っているグループや個人のこと。

法人ではないため実費以外の金額を譲渡費用に含むことはできない

活動資金の寄付等を募ることは自由だが集めた資金を個人的に使用することはできない

譲渡費用一万円~五万円程度が平均金額。

信頼性は低い

特定非営利法人と個人ボランティア団体の見分け方

ちょちょ

保護犬を引き取りたいと思っていろんな団体のホームページを見てまわっているんだけど、特定非営利法人なのか個人のボランティア団体なのかよく解らないんだよね

りあ

そんな時は国税庁の「法人番号公表サイト」を利用してみたらどうかな?
勿論、無料で利用できるよ♪

特定非営利法人は法人格を持つ団体のため、登記簿謄本の取得が必須となります。

国税庁の法人番号公表サイトの「名称・所在地などから調べる」で団体名や所在地を入力することによって、検討している保護団体が特定非営利法人か個人のボランティア団体なのかを簡単に確認できます。

国税庁:「法人番号公表サイト

保護犬の譲渡費用高くない?おかしい保護団体と保護犬ビジネスの特徴

ちょちょ

保護団体のサイトを見ているとよく「寄付金」とか「賛助会費」を譲渡費用に含めている保護団体があるけど、特定非営利法人は譲渡費用に実費以外の金額が含まれていても問題無いし、個人のボランティア団体も活動資金の寄付等を募ることは自由だから問題無いよね?

りあ

はい待ったぁぁぁぁ!
今ちょちょと同じことを思った人は保護犬ビジネスのカモにされる可能性有です!!

寄付の意味を正しく理解していますか?

寄付金や賛助会費を募ること自体は何も問題ありません。

りあ

けれど譲渡費用として認められるもの実際にかかった医療費や飼育費用等の実費のみのはずなのに、本来任意のはずの寄付金を譲渡費用に含めるのはおかしいと思わない?

りあ

そもそも寄付は現金である必要は全くないんだよ。
例えばフードやペットシーツなんかの物品だって寄付として認められるんだよ(※物品寄付といいます)
それなのに譲渡費用として現金で請求してくるのってやっぱりおかしいよね?

ちょちょ

言われてみれば確かにそうだな…
でも、どうしても「この犬」を引き取りたい!って思ったときはどうしたらいいの?

おかしい…でも「この犬」を引き取りたい!と思ったときの確認方法3選
  • 何故寄付金や賛助会費が譲渡費用に含まれているのかを問い合わせる
  • 寄付金や賛助会費の使途報告書を提出してもらう
  • 現金ではなく物品寄付をしたいと提案してみる
りあ

問い合わせを無視したり、報告書の提出を嫌がったり現金寄付に固執するような保護団体は保護犬ビジネス団体だよ!

ちょちょ

ちなみに寄付したいって思ったときはどうすればいいの?

りあ

もし保護団体を応援したいって思ったときは、思いきって直接聞いてみよう☆
保護団体の状況によっては、現金よりフード等の物品寄付をしてほしいって思っている場合もあるんだよ♪

りあ

それでも現金で寄付したい場合や、問い合わせるのはちょっと恥ずかしいって場合は、保護団体によってはホームページで寄付金の振込先を記載しているところもあるから確認してみよう☆

りあ

寄付金はあくまでも「気持ち」だから自分が寄付したいと思える金額で大丈夫だよ☆

りあ

とはいえ平均金額が気になるって人もいるよね。
調べてみたところ大体二千円~三万円くらいを寄付する人が多いみたいだね

ちょちょ

随分開きがあるな…

りあ

里親さんが引き取った保護犬の保護期間譲渡費用の金額で変わるみたいだよ。
保護期間が長かった保護犬や、譲渡費用の金額が保健所や動物愛護センター並の良心的なところには里親さんが進んで多めに寄付をする傾向が高いみたいだね♪

保護犬の譲渡費用高くない?交通費の正当な内訳と問題になる内訳を解説

ちょちょ

譲渡費用に交通費を請求している保護団体を見かけたけれど、これは実費だから問題ないよね?

りあ

確かに交通費は実費に該当するけれど、それは本当に必要な交通費かな?
実費として認められるパターンとそうでないパターンを見てみよう!

保護犬の譲渡費用として認められる交通費のケース
  • 里親が保護団体に保護犬を自宅まで届けてほしいとお願いした場合
  • 里親が一度迎え入れた保護犬を事情により保護団体へ返す場合
  • 領収書を提示できる場合
保護犬の譲渡費用として認められない交通費のケース
  • 保護団体側の都合による一方的な交通費の請求
  • 事前の了解を得ず、引き渡しする現地で突然請求された場合
  • 領収書を提示できない場合
りあ

保護団体のサイトを見ていると交通費を一律で設定しているところを見かけるけれど、それっておかしいよね?

ちょちょ

確かに。
里親さんの住んでいるところによって交通費も違ってきて当然なのに一律っておかしいね!

りあ

地下鉄などの公共交通機関が発達している市内の場合は、一律請求でも金額に大きな差が出にくいから自分が納得して支払うなら問題ないと思う。

りあ

注意してほしいのは車での移送の場合。
譲渡前に保護団体ときちんと確認を取り合わないと、勝手に高速を使われて高速代を請求されたり、不当なガソリン代の請求をされてトラブルになるケースも多いみたいだから気をつけてね!

保護犬の譲渡費用高くない?医療費の合計金額を鵜呑みにしてはいけない理由

ちょちょ

医療費は基本的に実費に該当するよね?
何か問題になるケースがあるの?

りあ

あるよ!
これも交通費と一緒で一律設定している保護団体が多いから里親側でよく見極める必要があるんだ!

保護犬の譲渡費用として認められる医療費一覧
  • 避妊・去勢手術費用
  • 狂犬病予防・ワクチン接種費用
  • フィラリア、ノミ、ダニの駆虫・予防費
  • 健康診断料
  • 病気や怪我を患っていた場合はその治療に要した医療費

動物を初めて飼う人に知っておいてほしいのが、動物医療は「自由診療」ということです。

そのため、同じ医療行為でも動物病院によって金額に大きな差があります

また、避妊・去勢手術生後6ヶ月以下の子犬や、10歳以上の老犬には体力的な観点から手術できないこともあります

ワクチンについてもいくつか種類があり、何種を接種したかによって金額が変わります

ちょちょ

自由診療で一律請求されちゃうと里親さんからは本当にその医療行為を受けたのか全くわからないね…
どう対処したらいいの?

りあ

保護団体がホームページに記載している医療費の金額は目安金額であることも多いんだよ。
正しい活動をしている保護団体なら必ず「医療費の明細書をお渡しします・お見せします」って記載があるからおかしい保護団体かどうかの判断材料になるよ☆

りあ

そういった記載が見当たらない場合は「医療費の明細書を開示してほしい」と要望を出そう!
ここで開示を渋るような保護団体は保護犬ビジネス団体だよ!

りあ

譲渡費用の中でも医療費は一番大きな金額を占める項目だから、里親さんもしっかり確認しないと後々トラブルに発展する可能性が高くなるよ。

りあ

気持ちよく保護犬と暮らすためにも開示請求を出すことに躊躇したり遠慮したりしちゃダメだよ!

保護犬の譲渡費用高くない?マイクロチップは自分で装着すれば助成金が貰える可能性有!

保護団体によっては保護犬にマイクロチップを装着した状態で引き渡しを行っているところも少しずつ増えてきています。

ですが、里親自身で装着したほうが金銭的負担が軽くなる可能性が高いんです。

保護犬のマイクロチップを里親自身で装着したほうが金銭的負担が軽くなる理由
  • マイクロチップ装着費用は動物病院によって異なるため※三千円~一万円程
  • 2022年4月よりオンライン申請が始まり登録料が安くなったため
    • オンライン申請:300円
    • 紙申請:1,050円
  • 自治体によって装着費用の一部を補助しているところもあるため

マイクロチップの装着は医療行為にあたるため、施術を受ける動物病院によって金額に大きな差が出てきます

また、登録も自分でオンライン申請すれば750円もお得になりますし、マイクロチップ装着推進事業の一環として、今現在多くの自治体で費用の一部を補助してくれる制度があるので、保護団体にやってもらうメリットはあまり無いのが現状です。

保護団体で既に登録を済ませてしまっている場合、絶対に確認しておかなければならないことがあります。

それは登録先環境省の「動物の愛護及び管理に関する法律に基づく犬と猫のマイクロチップ情報登録」のほうでされているのかどうかです。

マイクロチップ情報の登録先には民間機関のものもあり、こちらに登録されていた場合、動物愛護に規定されたマイクロチップの登録義務を果たしたことにはならないので絶対に保護団体に確認を取るようにしましょう!

環境省:「動物の愛護及び管理に関する法律に基づく犬と猫のマイクロチップ情報登録

保護犬の譲渡費用高くない?登録手続き代行費用は自分で登録したほうが効率的

ちょちょ

畜犬登録は動物を飼うのに絶対必要だし代行してやってもらえるならむしろ有難い話じゃない?

りあ

これはケースバイケース。
今から説明する条件に当てはまらない場合は、自分でやったほうが効率的だからお金払って保護団体にやってもらう必要は無いよ

保護犬の畜犬登録を保護団体に代行してもらっても良い場合
  • 保健所や動物愛護センターから譲り受ける場合
  • 居住地と同じ市区町村にある保護団体から譲り受ける場合

畜犬登録は犬を飼い始めてから30日以内(生後90日以内の子犬の場合は、生後90日が経過してから30日以内)飼い主の居住区で登録する決まりとなっています。

上記条件に当てはまる場合は代行してもらっても良いと思いますが、そうでない場合は無駄に時間がかかったり、不備があった場合は二度手間になるので自分でやったほうが安心・確実です。

畜犬登録に必要な物・費用
  • 登録費用:三千円
  • 犬の登録申請書

登録は居住地の市区町村役場の窓口に来庁して手続きするのが一般的ですが、最近では郵送対応電子申請での受付ができるようになっているところも増えてきています。

りあ

忙しいし感染症のこともあるから出来れば来庁せずに登録を済ませたいよね。
居住地の市区町村役場に電話で問い合わせるか、ネットで「お住まいの市区町村 犬 登録」で検索すれば情報が出てくるよ♪

もし保護団体側で狂犬病予防接種が完了しておらず、動物病院に連れて行く必要がある場合、動物病院によっては登録を代行してくれているところもあるので、来院する予定の動物病院に聞いてみるという方法もあります。

保護犬の譲渡費用高くない?おかしい譲渡条件を提示してくる保護団体には要注意!

今から説明する「フードの定期購入」と「特定のペット保険への加入」を譲渡条件としている保護団体には特に注意してください。

かなり悪質な「保護犬ビジネス団体」です!

保護犬のおかしい譲渡条件:フードの定期購入

ドッグフードの定期購入を譲渡条件にしている団体は、メーカーや代理店と繋がり成約手数料を貰ってお金儲けをしています

ドッグフードに限らずですが、商品を売る側としては定期購入をしてくれるお客さんは超優良顧客です。

もし自分が販売者側だったらと考えてみてください。

毎月一定個数・一定額の商品を購入し、お金を支払ってくれれば、無駄な在庫を抱えることが無くなるし、売上も安定します。とっても有り難い存在ですよね?

保護犬ビジネス団体はメーカーや代理店に定期購入を保証するために、「●年間縛り」を設けて中途解約不可と明記していることが圧倒的に多いです。

何故このような譲渡条件にするかというと、メーカーや代理店は●年間、確実に、商品が売れて、売上も確保される仲介している保護犬ビジネス団体には●年間、確実に、成約手数料が入ってくるという仕組みを作るためです!

仮に一個4,000円のドッグフードを5年間定期購入するという譲渡条件が付いている場合単純計算になりますが、

4,000円×60ヶ月(5年)=240,000円もかかります

このような「保護犬を一匹でも救いたい」という里親さんの善意の心につけ込むようなやり方は間違っていますし、医療費や飼育費用などといった実費に該当しないので動物愛護管理法に完全に違反しています!

さらにこの譲渡条件は里親さんにとって理不尽な契約となっています。

もし迎え入れた保護犬が病気になり、療法食に切り替える必要が出てきた場合どうしますか?

契約してしまった以上基本的には中途解約出来ません。

解約手数料を支払えば中途解約可能なところもあるようですが、その代わりウン万円という解約手数料を請求されます

保護犬 保護犬ビジネス 動物愛護ビジネス
保護犬の譲渡条件にフードの定期購入を譲渡条件にする理由
りあ

定期購入を譲渡条件にしている場合と、定期購入契約すれば譲渡費用を割引きするという割引商法の2パターンあるから気を付けてね!

保護犬のおかしい譲渡条件:特定のペット保険への加入

特定のペット保険への加入を譲渡条件にしている団体も、ペット保険会社(代理店含む)と繋がって成約手数料を貰いお金儲けをしています

仕組みはフードの定期購入と似たようなものなので割愛して説明しますが、要は人間の民間保険と同じです。

ペット保険会社は契約件数が増えれば増えるほど儲かり仲介している保護犬ビジネス団体は契約を取れば取るほど成約手数料が入ってくるという仕組みです。

これも医療費や飼育費用などといった実費に該当しないので動物愛護管理法に完全に違反しています!

保護犬 保護犬ビジネス 動物愛護ビジネス
特定のペット保険への加入を譲渡条件にする理由

ここで一つ誤解の無いように補足させていただきます。

ペット保険への加入を譲渡条件にすること自体は問題ありません

問題なのは「特定」のペット保険への加入を譲渡条件にしている場合です。

ペット保険への加入が譲渡条件ならば、自分で契約したペット保険会社の証明書類を後日保護団体に提出すれば済む話です。

りあ

特定のペット保険への加入を譲渡条件にしている場合と、特定のペット保険へ加入すれば譲渡費用を割引きするという割引商法の2パターンあるから気を付けてね!

ちょちょ

でもさ~
ペット保険は加入しようと思っていた人にとってはついでに手続きも出来るからむしろWIN-WINじゃない?

確かにペット保険に加入しようと思っていた里親さんからすると、探す手間・手続きの手間が省けて楽な面もあるかと思います。

ですがよく考えてみてください。大切な愛犬を守るペット保険を里親さん自身がよく調べもせず、他人に勧められるがまま契約してしまっても良いのでしょうか?

ペット保険は人間の民間保険と違い、全国どこの動物病院でも窓口清算できるわけではありませんし、一部更新可能な年齢に上限を設けているペット保険もありますし、ペット保険によって補償内容や補償期限・回数なども違ってきます。

りあ

ペット保険に関しては、契約内容をよく確認することが大切なのは勿論だけど、これから利用する予定の動物病院と保険会社が提携しているかどうかの確認もしないと窓口清算できない可能性があるから慎重に選ぶ必要があるよ

まとめ:おかしい保護団体に引っかからないようにするためのポイント7選

  1. 譲渡条件に寄付金や賛助会費の支払いを義務付けていないか ※金額の大小は関係無し
  2. 交通費を一律請求していないか。領収書を提示する旨が明記されているか
  3. 医療費を一律請求していないか。領収書を提示する旨が明記されているか
  4. マイクロチップの装着・登録が済んでいる場合、領収書を提示する旨が明記されているか
  5. 譲渡条件に登録手続代行費用が含まれている場合、拒否できるか
  6. 譲渡条件にフードの定期購入を義務付けていないか
  7. 譲渡条件に特定のペット保険への加入を義務付けていないか
りあ

保護犬を迎え入れるのはとても素敵なことだけど、現状は里親さんが気を付けないといけないことがあまりにも多過ぎるね…

りあ

それでも保護犬に「運命を感じた」ならば大変だけど頑張ってみてください。
この記事がこれから保護犬を迎え入れようとしてくれている心優しい里親さんの助けになれれば幸いです

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