
こんにちは。
老犬ダックスフンドのちょちょと暮らして12年の飼い主りあです。



ちょちょだよ。
今日は、闘病中の「腎嚢胞」について、対策とおすすめの療法食を紹介するね☆
皆さんは「犬の腎嚢胞(じんのうほう)」という病気をご存じでしょうか?
腎嚢胞とは、腎臓に液体のたまった袋(嚢胞)ができる病気で、長寿化に伴って少しずつ報告が増えてきています。
初期は無症状で見逃されやすいものの、進行すると腎臓機能の低下につながる可能性もあるため注意が必要な病気です。
この記事では、腎嚢胞の基本情報に加えて、我が家の実体験に基づく治療経過や、実際に与えて良かったと感じたおすすめの療法食をご紹介します。
「腎臓病とどう違うの?」「何を食べさせればいいの?」「他の飼い主さんはどうしてるの?」
そんな疑問や不安を抱えている方に少しでも役立つ情報を届けられたら嬉しいです。
- 犬の腎嚢胞とは?
- 我が家の愛犬の腎嚢胞治療経過と対策
- 腎嚢胞の犬に合った食事のポイント
- 腎嚢胞の犬におすすめの療法食12選


りあ
- 犬の飼育歴20年以上 飼育頭数は4頭
- 保護犬飼育歴10年以上
- ご長寿犬飼育中(現在19歳)
- 病気と向き合い愛犬と幸せに暮らす情報を発信
- X(Twitter)フォロワー1600人以上
犬の腎嚢胞とは?腎臓病との違いや原因・症状をやさしく解説
「腎嚢胞(じんのうほう)」という病名を初めて聞いた方も多いのではないでしょうか?
あまり知られていない病気ですが、犬の健康と腎臓機能に関わるためきちんと知っておくことが大切です。
ここでは、犬の腎嚢胞とはどんな病気なのかをわかりやすく解説しながら、腎臓病との違いや、診断方法・症状・治療法についても実体験を交えながら解説していきます。
「うちのコもそうかも…」「診断されたけどよく分からない…」という方の不安が少しでも軽くなれば幸いです。
「腎嚢胞」と「腎臓病」犬の体で起きていることの違い
「腎嚢胞」とは、犬の腎臓に水や液体がたまった袋状の嚢胞ができる病気です。
嚢胞は1つだけできる場合もあれば、多発するケースもあり、その大きさや数には個体差があります。
多くの場合は無症状のまま進行するため、健康診断や別の病気の検査中に偶然見つかることがほとんどです。
特に、嚢胞が小さいうちは血液検査でも異常が出ないことが多く、見逃されやすい特徴があります。
ただし、嚢胞が大きくなったり数が増えたりすると、腎臓を圧迫して腎機能が低下する可能性もあるため、定期的な健診や経過観察がとても大切です。





ちょちょは、主人が定期健診を受けさせてくれていたおかげで、症状が出る前に見つけてもらえたんだ。



動物病院の健康診断って、視触診・尿検査・便検査・血液検査が一般的だけど、我が家の愛犬は他にも持病があったので、毎回エコー検査まで受けていました。



腎嚢胞も腎臓病の一種ってことはわかったけど、よく聞く「慢性腎不全」とはどう違うの?
腎嚢胞と腎臓病(特に慢性腎不全)は混同されがちですが、根本的な原因と進行の仕方が異なります。
腎嚢胞 | 慢性腎不全 | |
---|---|---|
原因 | 嚢胞ができることが原因 | 腎臓の細胞が徐々に壊れることが原因 |
発見タイミング | 健康診断などで偶然見つかることが多い | 症状が出てから発覚するケースが多い |
進行スピード | 進行しない場合もある ※個体差あり | 進行性 ※進行スピードには個体差有 |
腎嚢胞は犬では比較的稀な病気で、いまだにはっきりとした原因がわかっていません。
また、慢性腎不全とは異なり進行するかどうかには個体差があります。
無症状のまま一生を過ごす犬もいれば、嚢胞が大きくなって腎臓を圧迫し、腎機能の低下につながるケースもあります。
腎嚢胞そのものがすぐに命に関わる病気というわけではありませんが、進行を防ぐためにも早めに気づいて定期的にチェックすることが大切です。
犬の腎嚢胞の中身は?なぜできるの?
腎嚢胞の中には、サラサラとした液体(漿液:しょうえき)がたまっています。
この液体は、血液からろ過された体液のようなもので、膿や血が混ざっているわけではありません。見た目は無色透明な水のようで、炎症や感染がない限りは悪いものではないとされています。
では、なぜ腎嚢胞はできるのでしょうか?
原因ははっきりと解明されていないものの、主に以下のような可能性が指摘されています。
- 先天的な体質(遺伝)
- 生まれつき腎臓の細胞の一部に異常があり、成長とともに嚢胞ができるタイプ。
- 加齢
- シニア期に入ってから発見されることも多く、年齢とともに腎臓に負担がかかり、嚢胞が形成されるケースがあります。
- 腎臓への慢性的な刺激や損傷
- 過去の腎炎や感染症、腎臓へのダメージが原因で嚢胞が形成されることもあります。
腎嚢胞はどうやって見つかる?診断方法を紹介
犬の腎嚢胞は、見た目や行動からでは気づきにくい病気です。
多くの犬は初期に症状がほとんど出ないため、健康診断や他の病気の検査中に偶然見つかるケースがほとんどです。
我が家の発見経緯
我が家の愛犬が腎嚢胞を発見されたのは、2021年の定期健診でエコー検査を受けたときでした。
もともと持病があったのと、保護してから7年目を迎えていたので「そろそろ老犬向けの健診に切り替えてしっかり診てもらおう」と思っていたタイミングでした。
獣医師からのアドバイスを受けて追加でエコー検査をしたところ、右側の腎臓に嚢胞が見つかったのです。
先に結果が出ていた尿検査や血液検査では異常がなく、愛犬も普段通り元気に過ごしていました。
そのため、まさかエコー検査で腎嚢胞が見つかるとは思っておらず、本当に驚いたのを今でもよく覚えています。
腎嚢胞の主な診断方法は「エコー検査(超音波検査)」
腎嚢胞を見つけるには、「エコー検査(超音波検査)」がもっともわかりやすい方法です。
嚢胞は画像上で黒くはっきり映るため、私達のかかりつけ獣医師も見つけやすいと言っていました。
併用されることのある検査
- 血液検査
- BUN(尿素窒素)やCre(クレアチニン)など、腎臓の働きに関する数値をチェックします。
- 尿検査
- 尿タンパクや比重などから腎臓への負担を推測します。
- CT・MRI検査
- 症状が酷い場合はより詳細な情報を得るために行うこともあります。



我が家のように「高齢になってきたし、そろそろ詳しく検査しておこうかな」という小さなきっかけが早期発見につながることもあります。



早期発見できれば、食事の工夫や生活習慣の対策をすることで、腎臓への負担を減らす選択肢も広がります。
ちょっとでも気になった場合は、動物病院に相談してみてくださいね。
犬の腎嚢胞に見られる症状とは
腎嚢胞は、初期の段階では症状がまったく出ないことがほとんどです。
そのため、症状から気づくというよりは、定期健診や別の目的で行った検査で偶然見つかるケースが多い病気です。
我が家の愛犬も、発見当時はこれといった異変もなく、食欲や元気にも問題はありませんでした。
ただし、嚢胞が大きくなったり、数が増えて腎臓を圧迫するようになると、以下のような腎臓機能低下による症状が出ることがあります。
- 多飲多尿
- 食欲が落ちる
- 元気がなくなる、寝てばかりになる
- 嘔吐や下痢が続く
- 体重減少
これらの症状は、腎嚢胞に限らず慢性腎臓病でも共通して見られるものです。
症状だけで腎嚢胞かどうかを判断するのは難しいため、気になる症状がある場合は、必ず動物病院で検査を受けるようにしましょう。



特に老犬の場合「年齢のせいかな」と流してしまいがちですが、腎臓の異常を知らせるサインである可能性もあります。



些細な変化でも注意深く観察することが早期発見につながるので、気になることがあれば遠慮せず獣医師に相談することをおすすめします。
犬の腎嚢胞の治療法と治療にかかる期間
腎嚢胞と聞くと「すぐに手術や治療が必要なのでは?」と不安になる方もいるかもしれません。
ですが実際は「腎嚢胞=すぐに治療が必要な病気」というわけではなく、多くのケースでは経過観察を中心とした対応になります。
腎嚢胞の主な治療方針は以下のようになります。
① 経過観察(無症状 or 腎機能に影響がない場合)
腎嚢胞が小さく腎臓の働きに影響を与えていない場合は、定期的なエコー検査や血液検査で経過観察していくという対応になります。



我が家の愛犬もこのタイプで、今のところ特別な治療はせず、4か月に1回の定期検診を続けながら、食事内容を見直す形で腎臓ケアを行っています。
② 療法食・食事管理によるサポート
腎臓への負担をやわらげるために、タンパク質やリンを控えた腎臓ケア療法食に切り替えることがあります。
腎嚢胞が腎不全などを引き起こしていなくても、将来のリスクを減らすために食事管理を始める飼い主さんも少なくありません。



この後のセクションで、我が家の愛犬も実食しているおすすめの腎臓ケア療法食をいくつかご紹介していきます♪
③ 嚢胞が大きい・症状がある場合の治療
稀に、嚢胞が大きくなって周囲の腎臓組織を圧迫しているような場合には、以下のような処置が検討されることもあります。
- 穿刺・排液(せんし・はいえき)
- 注射針で嚢胞内の液を抜いて圧迫を和らげる方法 ※ただし再発する可能性があるため一時的な措置です。
- 外科手術(非常に稀)
- 腫瘍の疑いが強い場合や、嚢胞が破裂しそうなときなどに限られます。
腎嚢胞の治療にかかる期間は?
腎嚢胞そのものを「完治」させる治療法は基本的にありません。
そのため、治療=症状の進行を抑える・腎臓の負担を減らすことが目的となります。
腎嚢胞は「慌てて治療しなきゃ」と焦る病気ではありません。
でも、放置せずにできることから少しずつケアを始めることが、愛犬の健康寿命をのばす第一歩になります。



「治る病気ではない」と言われると、不安になったり、落ち込んでしまう気持ち…本当によくわかります。
私も最初に聞いたときはショックで頭が真っ白になりましたから…



でも、腎嚢胞はすぐに深刻な状態になる病気ではありません。
不安なことがあれば獣医師と相談しながら、愛犬に合ったペースで腎臓ケアを続けていきましょう。



ちょちょも「腎嚢胞」って診断されてもう5年以上になるけど、今も元気に過ごしてるよ♪
だからあまり落ち込まないでね。一緒にゆっくり頑張っていこう!
腎嚢胞と診断された愛犬|我が家の実体験と家庭でできる対策まとめ
我が家の愛犬「ちょちょ」は、2021年10月の定期健診で腎嚢胞が見つかりました。
もともと持病があり、保護してから7年目に入ったタイミングだったので、そろそろシニア向けの健康診断に切り替えようと考えていたところでした。
そのとき、何気なく追加したエコー検査で、右側の腎臓に直径3センチほどの嚢胞が1つ映し出されたのです。
予想もしていなかった結果に、当時の私はショックで頭が真っ白になってしまいました。
しかし、獣医師から次のような説明を受けてようやく冷静に状況を受け止められるようになりました。
- 嚢胞の中身は液体で、悪性腫瘍の心配は今のところない
- 嚢胞は片側に1つだけで、大きさもそこまでではないため、現時点で腎機能に影響はない
- 嚢胞が腎臓の血管や尿の通り道から離れた場所にあるため、今のままの大きさであれば問題ない
また、尿検査・血液検査でも異常は見られず、食欲や元気も普段どおりだったことから、獣医師と相談のうえ、「経過観察+生活改善」で様子を見る方針となりました。
闘病3年目|犬シスタチンCの軽度上昇と19歳で現れた小さな腎機能の変化
それからの3年間は、4か月に一度の定期健診を受けながら経過観察を続けていましたが、腎嚢胞の進行は見られませんでした。
療法食やサプリメントなどを取り入れ、腎機能をできるだけ維持できるよう日常生活の中で対策を続けていたなか、2024年12月の定期健診で、腎機能マーカーのひとつである「犬シスタチンC」の値が0.44に微増していることが判明しました。
「犬シスタチンC」の基準値は、一般的に0.37以下とされており、0.4を超えると腎機能の軽度低下が疑われる状態といわれています。
とはいえ、それ以外の腎機能に関連する指標である総蛋白(TP)・アルブミン(Alb)・クレアチニン(Cre)・無機リン(IP)にはすべて異常がなく、食欲や元気といった日常の様子も普段どおりでした。
すでに腎臓ケアを目的とした療法食への切り替えや、サプリメントなどの腎機能維持対策も取り入れていたこともあり、かかりつけの獣医師と相談した結果、これまでと同じ「経過観察+生活改善」を継続する方針となりました。



3年間ずっと現状維持できていたから、正直ちょっとショックでした。



でも、このときの愛犬の年齢は19歳。
獣医師の先生からも、「この年齢なら少しずつ腎機能が落ちてくるのは自然なこと。むしろこの検査結果はかなりの健康優良児ですよ」
と励ましていただき、気持ちを立て直すことができました。
闘病4年目|ついに腎嚢胞が増加!再検査の結果と今後の対応
前回の検査から4か月後、2025年3月の定期健診で新たな変化が見られました。
これまで右側の腎臓に1つだけだった腎嚢胞が、左側の腎臓にも新たに1つ出現し、さらに右側にも追加でもう1つの嚢胞が確認されたのです。
元からあった嚢胞に変化はなかったものの、短期間で新たに2つも現れたことから、「腎嚢胞以外の病変の可能性」も視野に入れ、2週間後に再エコー検査と尿検査(UPC測定)を行うことになりました。







たった4か月でいきなり2つも嚢胞が増えて、しかも「腎嚢胞じゃない可能性もある」と言われ…本当にショックでした。
再検査までの2週間は生きた心地がしなかったし、正直当時の記憶はあまり残っていません。
2週間後に再度行ったエコー検査では、新たに出現した2つの嚢胞の大きさに変化はなく、悪性所見も見られなかったことから、どちらも「腎嚢胞」と確定されました。
また、同時に実施した尿検査(UPC測定)では、UPC値が0.24と、基準値(0.2未満)をわずかに上回っていました。
しかし、その他の検査項目に異常はなく、すでに療法食や腎機能維持対策を行っていることも踏まえ、獣医師からは「まだ投薬治療の段階ではない」と説明を受けました。
そのため、これまでと同様に「経過観察+生活改善」での対応を継続しています。



闘病4年目に入り、腎嚢胞や腎機能の変化が少しずつ出てきて、不安な気持ちがまったくないとは言えません。
でも、愛犬の19歳という年齢を考えれば、今の段階で私にできることはもう全部やっていると思っています。



獣医師からも「病気の影響がまったくないわけではないけど、年齢による変化のほうが大きいから、そこまで深刻に考えすぎないでね」
と励ましの言葉をいただきました。
だから、気持ちを強く持って愛犬の闘病生活にしっかり向き合っていこうと思っています。



主人の心配性にはまいっちゃうけど、まだ全然元気だから大丈夫!
ちょっとくらい腎臓に嚢胞があっても、ごはんモリモリ食べてるし、元気いっぱいだよ☆
腎嚢胞の愛犬に私が実践している食事と生活習慣対策
当時の私は「腎臓の病気=療法食」というイメージを持っていたため、獣医師に食事管理についても相談しましたが、獣医師の回答は「現段階では療法食は不要」とのことでした。
ですが、「自然に治る病気じゃないし、できる限り悪化させたくない!」という思いから、自分で情報を集め、以下のような対策を始めました。
①療法食+鱈でタンパク質を補う
腎臓への負担を少しでも減らしたいと思い、獣医師と相談したうえで腎臓ケア療法食への切り替えを決めました。
ただ、診断当時は「まだ療法食が必要な段階ではない」との判断だったため、そのまま療法食に切り替えてしまうと、たんぱく質が不足する恐れがありました。
そこで我が家では、腎臓ケア療法食をベースにしつつ、良質なタンパク源である「鱈(タラ)」をトッピングすることで、タンパク質を補う方法を取り入れています。
鱈は低脂質・高タンパクで、ビタミンB12・ビタミンE・ナイアシン・カリウムなど、腎臓機能の維持に必要な栄養素も豊富に含まれている魚です。



鱈のトッピングについてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、気になる方は是非読んでみてください。



我が家の愛犬お気に入りの腎臓ケア療法食「ハッピードッグ」については、こちらの記事で実食レビューを交えて詳しくご紹介しています。
\ 我が家の愛犬お気に入りの腎臓ケア療法食はこちら👇/
②ペット用水素水で水分補給対策
もうひとつの対策として、ペット用の水素水を飲ませてみることにしました。
水素水には、抗酸化作用や抗炎症作用があるといわれており、腎臓への負担を軽減する効果も期待できるそうです。
ただ、実際の効果についてはまだはっきりとはわかっていないため、念のため獣医師にも相談したところ「効果があるとは言いきれないけれど、害があるわけでもないし、水分補給の一環としてなら腎機能のサポートはできるので良いと思いますよ。」
とアドバイスをいただきましたので、我が家では現在も水素水を継続して飲ませています。



ペット用水素水については、こちらの記事で実際に飲んでいる写真や動画を交えながら詳しくご紹介しています。



ちなみに我が家の愛犬は、水素水を飲み始めてから膀胱炎にかかる回数がかなり減ったんです!
水道水よりも美味しいのか、水を飲む量が増えたおかげで細菌感染を起こしにくくなったのかな?って感じています。
\ 我が家の愛犬も継続中のペット用水素水はこちら👇/
③獣医師おすすめのサプリ「アンチノールプラス」で腎臓ケア対策をパワーアップ!
さらに、獣医師のすすめで「アンチノールプラス」というサプリメントも取り入れています。
「アンチノールプラス」は、天然の海洋性脂質を主成分とするサプリメントで、腎臓だけでなく、関節・心臓・脳神経など全身の健康をサポートしてくれるサプリメントです。
我が家の愛犬はてんかんの持病もあるため、腎臓だけでなく全身の健康をまるごとケアできる点に魅力を感じました。
また、かかりつけの獣医師からおすすめされたことも安心して継続できている理由のひとつです。
現在も我が家の愛犬は毎日欠かさず飲んでおり、元気を維持するための「お守り」のような存在になっています。



「アンチノールプラス」については、こちらの記事で実際に飲んでいる写真や動画を交えながら詳しくご紹介しています。
\ 獣医師おすすめ&我が家の愛犬も継続中の「アンチノールプラス」はこちら👇/
こうした対策を地道に続けてきたおかげか、2021年から2024年までの3年間は、腎嚢胞が増えたり大きくなったりすることもなく、我が家の愛犬は元気に毎日を過ごすことができました。
2024年以降は年齢の影響もあり、少しずつ変化が出てきてはいますが、19歳になった今もごはんをもりもり食べて、部屋中を元気いっぱいに走り回る毎日を送っています。
腎嚢胞の犬が元気に過ごすための食事ポイント5つ
犬が腎嚢胞と診断された場合、腎臓への負担を減らす食事管理が重要です。
腎嚢胞は腎臓病と同じく進行度によって必要なケアが変わりますが、まずはどのステージでも共通して意識したい食事のポイントがあります。
ここでは、私が受けた獣医師からのアドバイスをもとに、腎嚢胞の犬におすすめの「5つの食事ポイント」をご紹介します。
ステージ(IRIS分類) | タンパク質の目安 | リンの目安 | ナトリウムの目安 |
---|---|---|---|
ステージ1 | 無理に減らさなくてOK | 制限は不要だが、成分表のリンが0.6%以下だと安心 | 普通でOK。血圧が高めなら0.3%以下を意識 |
ステージ2 | 療法食に切り替え。粗タンパク質14〜18%が目安 | 0.2〜0.5%に抑える | 0.3%以下 |
ステージ3 | 粗タンパク質12〜16%が目安 | 0.2〜0.4%に抑える | 0.25%以下 |
ステージ4 | 粗タンパク質12〜14%が目安 ※過剰制限で筋肉が減少しないよう獣医師と要相談 | 0.2〜0.3%に抑える | 0.2〜0.25%以下 |



上記の表は「 IRIS ステージ(国際基準)に基づく一般的なガイドライン」を参考に作成していますが、数値はあくまでも目安なので、腎臓ケア療法食を取り入れる際は必ず獣医師の指示に従ってください。
タンパク質を適切に制限する
腎臓はタンパク質を分解し、老廃物を尿として排出する働きを持ちます。
腎嚢胞で腎機能が低下している犬はこの処理が難しくなるため、タンパク質の摂取量を適度に抑えることが必要です。
ただし、減らしすぎると筋力低下や免疫力低下を招くため、必要量はしっかり確保しましょう。
市販の腎臓ケア療法食では、粗タンパク質14〜20%程度のものが推奨されます。
リンを制限する
リンは骨や歯に必要なミネラルですが、腎臓病や腎嚢胞の犬では排出機能が低下することによって、血中に蓄積して腎臓に負担をかけます。
そのため、腎臓ケアの基本はリンを減らすことになります。
市販の腎臓ケア療法食では、リン含有量0.2〜0.5%のものが推奨されます。
ナトリウムを制限する
ナトリウム(塩分)は体内の水分バランスを保つ役割がありますが、過剰摂取は高血圧を招き、腎臓の血管に負担をかけます。
市販の腎臓ケア療法食では、ナトリウム含量0.3%以下のものを選びましょう。
必須脂肪酸を補給する
オメガ3脂肪酸(EPA・DHA)やオメガ6脂肪酸は、腎臓の毛細血管の炎症を抑え、ろ過機能を守る働きがあります。
市販の腎臓ケア療法食では、オメガ3脂肪酸0.4%以上、オメガ6:オメガ3の比率が1:1〜7:1に調整されたフードが理想です。
水分をしっかり補給する
腎嚢胞で腎機能が低下すると必要な水分を体内に残すことができず、多尿や脱水を起こしやすくなります。
そのため、常に新鮮な水を自由に飲める環境を整えることが大切です。



我が家では「水飲み場を2か所以上設ける」「必要に応じてウェットフードの療法食で水分を補う」という対策をとっています。
この5つのポイントを意識することで腎臓への負担を軽減しつつ、愛犬の腎機能をサポートすることが期待できます。
腎嚢胞の犬にもおすすめ!ネット通販でも購入できる腎臓ケア療法食12選
腎嚢胞を発症した犬にとって食事管理はとても重要です。
しかし、いざ療法食を与えようとしても「動物病院で処方されたフードを食べてくれない」「動物病院でしか購入できないフードは不便」とお悩みの飼い主さんも多いのではないでしょうか。
ここでは、腎嚢胞の犬にもおすすめのネット通販で購入できる腎臓ケア療法食をご紹介します。
我が家の愛犬が実際に食べてみた「実食レビュー付き」の療法食もいくつかご紹介していますので、是非参考にしてみてください。
なお、当記事では「ロイヤルカナン」や「ヒルズ」など、動物病院で広く処方されている定番の療法食は除外しています。
ハッピードッグ|VETリーナル
ハッピードッグ「VETリーナル」ドライタイプは、慢性腎不全や急性腎障害に対応した療法食です。
腎臓への負担になりやすいリンやナトリウムを制限しつつ、配合されているオメガ3脂肪酸や抗酸化成分が、炎症や細胞ダメージを抑え、全身の健康維持もサポートしてくれます。
ドイツの獣医師監修のもと、ヒューマングレードの原材料のみを使用し、消化吸収に優れた高品質なたんぱく質を主原料としています。
化学合成保存料も不使用なので、安心して与えられる療法食です。
口コミでは「食欲が落ちていた愛犬が食べてくれた」「うんちの調子が整ってきた」といった声が多く、食いつきの良さや腸内環境の改善効果が評価されている療法食です。
販売価格 | |
---|---|
80g | 330円(税込) |
1kg | 3,190円(税込) |
4kg | 10,230円(税込) |
12㎏ | 23,650円(税込) |
栄養素 | 推奨値 | 「VETリーナル」ドライ |
---|---|---|
タンパク質 | 14~20% | 16.0% |
リン | 0.2~0.5% | 0.30% |
ナトリウム | 0.3%以下 | 0.25% |
カルシウム | 0.5-0.8%以下 | 0.4% |
ハッピードッグ「VETリーナル」ウェットタイプは、主原料にチキンとポークを使用することで、食いつきの良さに配慮しつつ、消化しやすいタンパク質をバランスよく配合しています。
ドライタイプ同様、リンやナトリウムをしっかり抑えつつ、高品質なオメガ3脂肪酸や抗酸化成分を配合して全身の健康もサポートしてくれます。
また可溶性食物繊維により腸内でのアンモニア生成を抑え、腎臓にかかる代謝ストレスを軽減する工夫もされています。
口コミでは「病院の療法食は食べてくれなかったけれど、この缶詰はバクバク食べました」「排便の状態が良くなった」といった声が多く、こちらも、食いつきの良さや腸内環境の改善効果が評価されている療法食です。
販売価格 | |
---|---|
400g | 1,375円(税込) |
400g×6缶 | 8,250円(税込) |
栄養素 | 推奨値 | 「VETリーナル」ウェット |
---|---|---|
タンパク質 | 14~20% | 7%以上 |
リン | 0.2~0.5% | 0.09% |
ナトリウム | 0.3%以下 | 0.08% |
カルシウム | 0.5-0.8%以下 | 0.2% |



ハッピードッグは、公式オンラインストア限定で「定期購入プログラム」が利用できます。
この定期購入を使うと、通常価格から10%OFFになるうえ、さらに購入金額の10%分がポイントで還元されるのでとってもお得です♪
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ハッピードッグ「VETリーナル」ドライタイプの実食レポはこちらの記事で本音レビューしています。検討中の方は是非読んでみてください。
ハッピードッグ|ケア サノN
ハッピードッグ「ケア サノN」は、慢性腎不全の中期と診断された犬に対応した腎臓ケア用療法食です。
タンパク質を12.5%に抑えることで腎臓の負担を減らしながらも、卵・サーモン・牛脂などを使い、食いつきをしっかり確保しています。
さらに、リン・ナトリウム・カルシウムといった腎臓に負担をかけやすいミネラル類も、最新の栄養基準に合わせてしっかり調整されており、腎臓に負担をかけにくい配合になっています。
粒はやや大きめですが薄めに成型されているため、老犬や小型犬でも比較的食べやすいのもポイントです。
原材料はすべてヒューマングレードで、人工の添加物(着色料・香料・保存料)も一切使われていません。
口コミでは「とても食いつきが良く飽きずに食べている」「粒は大きいが平べったいので老犬でも食べやすい」といった声が多く、食いつきの良さと老犬でも食べやすい食感が評判の療法食です。
販売価格 | |
---|---|
80g | 330円(税込) |
1kg | 3,190円(税込) |
4kg | 10,230円(税込) |
12㎏ | 23,650円(税込) |
栄養素 | 推奨値 | 「ケア サノN」 |
---|---|---|
タンパク質 | 14~20% | 12.5% |
リン | 0.2~0.5% | 0.35% |
ナトリウム | 0.3%以下 | 0.25% |
カルシウム | 0.5-0.8%以下 | 0.45% |



「ケア サノN」も、公式オンラインストア限定で「定期購入プログラム」が利用できます。
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続けやすさを重視したい方は、公式オンラインストアのリンクを下に貼っておくのでチェックしてみてくださいね♪



ハッピードッグ「ケア サノN」の実食レポはこちらの記事で本音レビューしています。検討中の方は是非読んでみてください。



ちょちょが5年間食べ続けている腎臓ケア療法食も「ケア サノN」だよ☆
アニモンダ|インテグラプロテクト
アニモンダ「インテグラプロテクト 腎臓ケア」ドライタイプの特徴は、タンパク質とリンを抑えながら、ビタミンB群やカルシウム、オメガ3脂肪酸など腎臓の健康維持に必要な栄養素はバランスよく配合された療法食です。
グルテンフリーなので、穀物不耐性の犬にも安心して与えられるのも嬉しいポイントです。
原材料はヒューマングレードの新鮮な食材を使用し、人工の防腐剤・着色料・香料は一切不使用です。
鶏肉・サーモン・牛脂をバランスよく配合することで、食いつきの良さにも配慮されています。
口コミでは「グルテンが入っていないので安心」「療法食では珍しくお値段が安くコスパがいい」といった声が多く、グルテンフリーで続けやすい価格が評判の療法食です。
販売価格 | |
---|---|
700g | 2,970円(税込) |
4kg | 10,780円(税込) |
栄養素 | 推奨値 | 「アニモンダ」ドライ |
---|---|---|
タンパク質 | 14~20% | 16% |
リン | 0.2~0.5% | 0.4% |
ナトリウム | 0.3%以下 | 0.2% |
カルシウム | 0.5-0.8%以下 | 0.6% |
アニモンダ「インテグラプロテクト 腎臓ケア」ウェットタイプの特徴は、低タンパク・低リンの配合により腎臓への負担を軽減し、老廃物の排出をサポートする療法食です。
味のバリエーションは、鶏・牛・豚の3種類から用意されているので、飽きやすい犬にもおすすめです。
ドライタイプ同様、原材料はヒューマングレードの新鮮な食材を使用し、人工の防腐剤・着色料・香料は一切不使用。
グルテンフリーなので、穀物不耐性の犬にも安心して与えられます。
口コミでは「食いつき抜群!パクパク食べてくれる」「ローテーションできるから、食べムラのある愛犬も飽きずに食べてくれる」といった声が多く、食いつきの良さと豊富な味のバリエーションが評判の療法食です。
販売価格 | |
---|---|
150g | 594円(税込) |
400g ※牛のみ | 1,155円(税込) |
栄養素 | 推奨値 | 「アニモンダ」 ウェット(鶏・豚) | 「アニモンダ」 ウェット(牛) |
---|---|---|---|
タンパク質 | 14~20% | 6.6% | 5.5% |
リン | 0.2~0.5% | 0.15% | 0.1% |
ナトリウム | 0.3%以下 | 0.17% | 0.09% |
カルシウム | 0.5-0.8%以下 | 0.21% | 0.2% |



アニモンダ「インテグラプロテクト 腎臓ケア」ウェットタイプの実食レポはこちらの記事で本音レビューしています。検討中の方は是非読んでみてください。
フォルツァ10|リナール アクティブ
フォルツァ10「リナール アクティブ」ドライタイプは、加水分解された魚由来のタンパク質とポテトプロテインを使用した、低タンパク・低リン・低ナトリウム設計の腎臓ケア療法食です。
原材料はヒューマングレードにこだわっており、保存料・着色料・香料などの人工添加物も一切使用していません。
さらに、クランベリーやタンポポなどの天然植物成分(AFS粒)も配合されており、腎機能のサポートに加えて、抗酸化作用や泌尿器のサポートも期待できます。
口コミでは「食いつきがよくパクパク食べてくれた」「腎臓の数値が改善した」といった声が多く、食いつきの良さと腎機能のサポート力が評価されている療法食です。
販売価格 | |
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1.5㎏ | 5,170円(税込) |
4kg | 10,560円(税込) |
栄養素 | 推奨値 | 「フォルツァ10」ドライ |
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タンパク質 | 14~20% | 17.0%以上 |
リン | 0.2~0.5% | 0.5% |
ナトリウム | 0.3%以下 | 0.1% |
カルシウム | 0.5~0.8%以下 | 0.9% |
フォルツァ10「リナール アクティブ」ウェットタイプは、自然飼育のラムとチキンを主原料に、腎臓への負担を軽減するようタンパク質・リン・ナトリウムを抑えた腎臓ケア療法食です。
すべての原材料がヒューマングレード、人工添加物も一切不使用で、犬の健康と安全にも配慮されています。
腎臓と尿路の健康に配慮し、タンポポ・クローバー・クランベリーなどの植物由来成分を「マイクロカプセル技術」で封入して贅沢に配合することで、有効成分の働きをしっかり保ち、腎臓や泌尿器の機能をやさしくサポートします。
水分が82%と豊富なため、腎臓ケアには欠かせない水分補給の効果も期待ができます。
口コミでは「一番食いつきが良かった」「お薬を混ぜてもちゃんと食べてくれるので大変助かっています」といった声が多く、食いつきが良く、薬の服用サポートにも役立つと評判の療法食です。
販売価格 | |
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100g | 440円(税込) |
栄養素 | 推奨値 | 「フォルツァ10」ウェット |
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タンパク質 | 14~20% | 5.7% |
リン | 0.2~0.5% | 0.13% |
ナトリウム | 0.3%以下 | 0.06% |
カルシウム | 0.5~0.8%以下 | 0.18% |



フォルツァ10「リナール アクティブ」ウェットタイプの実食レポはこちらの記事で本音レビューしています。検討中の方は是非読んでみてください。
ドッグスタンス|療法食 腎臓
ドッグスタンス「腎臓・心臓サポート」は、獣医師監修のもと腎臓と心臓の健康に配慮して開発された療法食です。
メインのタンパク源には、良質な国産鹿肉をはじめ、鶏肉や牛肉などの動物性たんぱく質をバランスよく配合。
その他の原材料もすべてヒューマングレードの素材を使用しているため、安心して愛犬に与えることができます。
加えて、乳酸菌群、麹菌、酵母菌などの腸内環境を整える善玉菌も配合されているので、腸内環境や消化のサポート力にも期待ができます。
粒はしっとり&サクサク食感に仕上げられており、噛む力の弱い老犬や食欲が落ちた犬にも食べやすい工夫がされています。
着色料・保存料・香料などの添加物は一切不使用で、素材本来の栄養と香りを活かす低温・低圧製法を採用しているため、食べやすさと栄養価の高さを両立したこだわりの療法食です。
口コミでは「久しぶりにカリカリを美味しそうに食べました」「便の調子が良くなりました!」といった声が多く、食いつきの良さや腸内環境のサポート力が評判の療法食です。
販売価格 | |
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300g(100g×3袋) | 2,640円(税込) |
1kg | 3,630円(税込) |
栄養素 | 推奨値 | 「ドッグスタンス」ドライ |
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タンパク質 | 14~20% | 21%以上 |
リン | 0.2~0.5% | 0.19% |
ナトリウム | 0.3%以下 | 0.008% |
カルシウム | 0.5~0.8%以下 | 0.3% |
ドッグスタンス「療法食 腎臓ケア ウェット」は、初期〜中期段階における腎機能サポートのための療法食です。
野生の丹波鹿肉をたっぷり使用し、押し麦、白菜、人参、かぼちゃ、トマトピューレなど野菜と穀物をバランス良く配合しています。
さらに、フラクトオリゴ糖、こんにゃく粉、乳酸菌H61株などの機能性素材も取り入れ、腸内環境にも配慮されています。
使用している原材料はすべてヒューマングレードかつ、着色料・保存料・香料などの人工添加物は一切不使用なので、安心して愛犬に与えられる一品です。
口コミでは「食いつきがとても良くてリピートしています」「賞味期限が長く、常温保存もできるので非常食に最適」といった声が多く、食いつきの良さと長期保存できる安心感が魅力の療法食です。
販売価格 | |
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180g(90g×2袋) | 880円(税込)※初回限定 |
270g(90g×3袋) | 1,650円(税込) |
900g(90g×10袋) | 4,400円(税込) |
栄養素 | 推奨値 | 「ドッグスタンス」ウェット |
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タンパク質 | 14~20% | 3.6%以上 |
リン | 0.2~0.5% | 0.09% |
ナトリウム | 0.3%以下 | 0.03% |
カルシウム | 0.5~0.8%以下 | 0.16% |



ドッグスタンス「療法食 腎臓ケア ウェット」の実食レポはこちらの記事で本音レビューしています。検討中の方は是非読んでみてください。
yum yum yum!|健康マネジメント腎臓
yum yum yum! 「健康マネジメント 腎臓」ドライタイプは、慢性腎臓病の初期ステージにある犬のために開発された獣医師監修の国産療法食です。
通常のyum yum yum!シリーズと比べてタンパク質約15%減・リン約60%減・ナトリウム約45%減と、腎臓に負担をかけにくい成分設計になっています。
原材料はすべてヒューマングレードで、国内の人間用食品工場と同等の衛生管理のもと製造されています。
主原料には九州産の若鶏生肉を使用し、かつお節・昆布・しいたけなどの天然だしが香る「和風ごはん仕立て」で、食欲が落ちた犬も思わず食べたくなる仕上がりです。
粒は米粒型超小粒で、お湯を加えると簡単にふやけるので老犬や水分摂取を促したい犬にはぴったりです。
また、腸内環境のサポートに役立つオリゴ糖と乳酸菌も取り入れ、内側からのケアにも配慮しています。
合成酸化防止剤・香料・着色料などの添加物も一切使用していないため、安心して与えられる療法食です。
口コミでは「袋を開けると良い香りが広がり食いつきも抜群です!」「粒が小さくすぐに溶けるので老犬でも食べやすい」といった声が多く、食いつきの良さと老犬でも食べやすい食感が評判の療法食です。
販売価格 | |
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500g | 2,440円(税込) |
1.3㎏ | 5,300円(税込) |
栄養素 | 推奨値 | 「yum yum yum!」ドライ |
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タンパク質 | 14~20% | 17.9%以上 |
リン | 0.2~0.5% | 0.09% |
ナトリウム | 0.3%以下 | 0.05% |
カルシウム | 0.5~0.8%以下 | ― |
Bioliob(ビオリオーブ)|マトン・ディッシュ キドニーフィット
Bioliob(ビオリオーブ)「マトン・ディッシュ キドニーフィット」は、ドイツの厳しい審査基準をクリアした有機(Bio)認定工場で作られている腎臓ケア用療法食です。
リンを約55%、ナトリウムを約65%低減し、さらにイチョウの葉やオオバコなどのハーブを配合し、腎臓や泌尿器の健康をサポートする効果も期待できます。
主原料には自然放牧で育てられた良質なマトン(羊肉)を使用し、EPA・DHAが豊富なタラ肝油をはじめ、すべてヒューマングレードの食材を厳選して使用することで、腎臓への負担を抑えながらも味や香りにもこだわった仕上がりになっています。
人工添加物は一切不使用で、素材本来の香りと風味を生かしたプレミアム療法食です。
口コミでは「ガツガツ食べてくれます。コンビーフの様な美味しい匂いがします」「ドライフードに混ぜてあげると非常に良く食べてくれる」といった声が多く、食いつきが良く、トッピングにも使いやすいと評判の療法食です。
販売価格 | |
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120g | 520円(税込) |
栄養素 | 推奨値 | 「ビオリオーブ」ウェット |
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タンパク質 | 14~20% | 5.7%以上 |
リン | 0.2~0.5% | 0.08% |
ナトリウム | 0.3%以下 | 0.05% |
カルシウム | 0.5~0.8%以下 | ― |
ナチュラルハーベスト|腎臓ケア用食事療法食
ナチュラルハーベスト「キドニア 腎臓ケア用」ドライタイプは、獣医師と臨床栄養学の専門家が共同開発した腎臓ケア療法食です。
低たんぱく質・低リン・低ナトリウム設計で、主原料にはリンが少なくグリシニンが豊富な大豆と鶏卵を採用し、優れたアミノ酸バランスで筋肉量の維持をサポートしつつ、腎臓への負担を軽減しています。
さらに、低コレステロールの植物油と、消化吸収に優れたα化米を組み合わせることで、無理なくエネルギーを補給できるよう配慮されています。
人工の防腐剤・着色料・香料は一切使用しない、ガス充填や脱酸素剤を封入してパッキングすることで鮮度を保つなど安全性と安心を重視しています。
口コミでは「香りが強いのでパクパク食べてくれます!」「真空パックだから、新鮮なまま食べさせられるのがうれしい!」といった声が多く、食いつきの良さと鮮度の高さが評判の療法食です。
販売価格 | |
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50g | 220円(税込) |
1.1㎏ | 3,630円(税込) |
50g×30袋 | 6,380円(税込) |
6㎏ | 16,830円(税込) |
1.1㎏×6袋 | 20,570円(税込) |
栄養素 | 推奨値 | 「ナチュラルハーベスト」ドライ |
---|---|---|
タンパク質 | 14~20% | 16.2% |
リン | 0.2~0.5% | 0.3% |
ナトリウム | 0.3%以下 | 0.1% |
カルシウム | 0.5~0.8%以下 | 0.6% |
ナチュラルハーベスト「やさしいごはん 腎臓ケア用」ウェットタイプは、タンパク質4.8%、リン0.08%、ナトリウム0.05%と徹底的に調整し、AAFCOの必須アミノ酸基準にも適合した腎臓ケア療法食です。
特殊なオメガ-3脂肪酸「クリルオイル」を配合することで、血圧や血栓への配慮がされており、血行サラサラ効果も期待できます。
嗜好性にも配慮されており、ヤギミルクを加えることで豊かな風味とやわらかいペースト状の食感に仕上げられており、食欲が低下した犬や老犬にも食べやすい療法食となっています。
人工の防腐剤・着色料・香料は一切不使用ですが、増粘安定剤としてカラギーナンが使用されているため、胃腸などの消化器官に不安がある場合は獣医師に相談してから与えると安心です。
口コミでは「滑らかな口当たりで食べやすそうです」「ペースト状で垂れないテクスチャーが扱いやすい。強制給餌しているからありがたい」といった声が多く、老犬でも食べやすく、強制給餌でもこぼれにくいと評判の療法食です。
販売価格 | |
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70g(1袋) | 506円(税込) |
840g(12袋セット) | 5,808円(税込) |
栄養素 | 推奨値 | 「ナチュラルハーベスト」ウェット |
---|---|---|
タンパク質 | 14~20% | 4.8% |
リン | 0.2~0.5% | 0.08% |
ナトリウム | 0.3%以下 | 0.05% |
カルシウム | 0.5~0.8%以下 | 0.5% |
Dr.宿南のキセキのごはん|腎臓の健康サポート
Dr.宿南のキセキのごはん「腎臓の健康サポート」は、獣医師・宿南章先生が開発した国産鹿肉を中心に使った腎臓ケア療法食です。
原材料には丹波産の鹿肉を30%以上使用し、麹で熟成させることでタンパク質を分解し、消化吸収しやすくしています。
さらに鹿肉は4℃で5日間熟成した後、30時間以上かけてじっくり煮込み、旨味と栄養を引き出しながら吸収性を高め、タンパク質不足を防ぐ工夫もされています。
脂質には新鮮なピュアオイルを使い、低温1気圧で仕上げることでタンパク質の変性を防ぎ、素材本来の栄養をそのまま活かしています。
原材料はヒューマングレードの安全で厳選された食材を用い、合成着色料・保存料・遺伝子組み換え食材は一切不使用の安心・安全な療法食です。
口コミでは「腎臓用ごはんと思えないほど食いつきが良い」「原材料や調理法にかなりこだわりがあるドッグフードだなと感じました」といった声が多く、食いつきの良さと品質面で評価されている療法食です。
販売価格 | |
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100g | 480円(税込) |
1kg | 5,610円(税込) |
栄養素 | 推奨値 | 「Dr.宿南のキセキのごはん」ドライ |
---|---|---|
タンパク質 | 14~20% | 18%以上 |
リン | 0.2~0.5% | 0.1% |
ナトリウム | 0.3%以下 | 0.3% |
カルシウム | 0.5~0.8%以下 | ― |
POCHI| 犬用食事療法食 腎臓ケア
POCHI「犬用食事療法食 腎臓ケア」ドライタイプは、腎機能が低下した犬に配慮した低タンパク・低リン設計の療法食です。
主原料には新鮮なチキン生肉を使用し、鶏卵や大豆プロテインを加えてアミノ酸バランスを整えています。
ゼオライトやユッカシジゲラ抽出物など腎臓の健康をサポートする成分を配合し、さらにプロバイオティクスも取り入れることによって、腸内環境の維持にも配慮しています。
合成酸化防止剤や着色料、香料はもちろん、グルテンや遺伝子組み換え原料も使わず、オランダの国際品質基準をクリアした工場で丁寧に製造することで、安心できる品質と高い安全性を両立している療法食です。
口コミでは「食いつきも良く毎日残さずに食べてます」「コスパ良しでお財布にもやさしい療法食です」といった声が多く、食いつきの良さと続けやすい価格が評判の療法食です。
販売価格 | |
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50g | 190円(税込) |
1kg | 2,420円(税込) |
3kg | 6,590円(税込) |
栄養素 | 推奨値 | 「POCHI」ドライ |
---|---|---|
タンパク質 | 14~20% | 14%以上 |
リン | 0.2~0.5% | 0.3% |
ナトリウム | 0.3%以下 | 0.2% |
カルシウム | 0.5~0.8%以下 | 0.5% |
POCHI「犬用食事療法食 腎臓ケア」ウェットタイプの主原料には、ヒューマングレード品質の皮付き鶏もも肉とチキンレバーを使用し、白米やかぼちゃなどの自然素材も加えてやさしい風味と食感に仕上げられています。
タンパク質4.6%、リン0.05%、ナトリウム0.01%と、腎臓への負担を抑えた低タンパク・低リン設計ながら、必要なエネルギーはしっかり確保されています。
さらにMCT(中鎖脂肪酸)やオリゴ糖などの善玉菌を配合し、腸内環境や消化の健康維持にも配慮しています。
製造は日本国内の食品工場で行われ、グルテンや合成酸化防止剤・着色料・香料は不使用の安心して与えられる療法食となっています。
口コミでは「はじめてお皿からガツガツ食べました!」「薬を混ぜても食べてくれます」といった声が多く、食いつきの良さやお薬の混ぜやすさが評判の療法食です。
販売価格 | |
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80g | 429円(税込) |
80g×10個 | 3,900円(税込) |
80g×20個 | 7,150円(税込) |
栄養素 | 推奨値 | 「POCHI」ウェット |
---|---|---|
タンパク質 | 14~20% | 4.6%以上 |
リン | 0.2~0.5% | 0.05% |
ナトリウム | 0.3%以下 | 0.01% |
カルシウム | 0.5~0.8%以下 | 0.19% |
和漢みらいのドッグフード|特別療法食 腎臓
和漢みらいのドッグフード「特別療法食 腎臓」は、鹿肉や馬肉などの自然素材に、腎臓の健康維持に役立つ和漢植物を加えた東洋医学の考え方に基づいた療法食です。
主原料には、鹿肉・馬肉・魚肉など消化性が高く質のよい生肉を使用し、89種類以上の和漢植物(霊芝・クコの実など)を配合することで、腎臓への負担を抑えると同時に、血流や消化機能など全身の健康維持をサポートしています。
タンパク質・ナトリウム・リンを抑えつつ、食物繊維や免疫サポート成分がバランスよく配合されていることで、老廃物の排出や腸内環境にも配慮されています。
低温・低圧製法によって、粒は手で簡単に砕けるほど柔らかく、老犬や小型犬でも食べやすくなっています。
抗酸化剤・抗菌剤・製造助剤・着色料・香料・香油などは一切使用されていない安心・安全の療法食です。
口コミでは「以前のフードとは食いつきが違います」「食べ始めてから尿窒素の数値が下がりはじめた」といった声が多く、食いつきの良さや腎機能のサポート力が評判の療法食です。
販売価格 | |
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1袋(500g) | 4,290円(税込) |
1袋(1kg) | 6,600円(税込) |
2袋(2kg) | 11,880円(税込) |
3袋(3kg) | 17,490円(税込) |
6袋(6kg) | 34,320円(税込) |
栄養素 | 推奨値 | 「和漢みらいのドッグフード」ドライ |
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タンパク質 | 14~20% | 18% |
リン | 0.2~0.5% | 0.5%以上 |
ナトリウム | 0.3%以下 | 0.06%以上 |
カルシウム | 0.5~0.8%以下 | ― |
BIOPUR(ビオピュア)|犬用ニーレン・エアクランクンゲン
BIOPUR「犬用ニーレン・エアクランクンゲン」は、ドイツのオーガニック認証BIO(ビオ)を取得した原材料だけで作られた腎臓・泌尿器ケア用の療法食です。
BIOは、EUが定める有機基準を満たした食品の証で、農薬や化学肥料、遺伝子組み換え原料を使わずに生産された安全性の高い食材に与えられる認証マークで、EUでは食品の安全・品質基準の中でも最も厳しい部類に入ります。
生産から加工・保管に至るまで全工程が管理されているため、日本ではまだ希少な国際的なオーガニック基準で作られた療法食です。
勿論、原材料はすべてヒューマングレード品質で、グルテンを含む穀物も不使用です。
タンパク質は5%に抑え、リン・ナトリウム・カリウムといったミネラル類も低めに調整することで、腎臓への負担を軽減し、腎臓や泌尿器に配慮された作りになっています。
保存料・着色料・香料などの人工添加物は一切不使用で、柔らかく滑らかなテクスチャーで嗜好性も高く、老犬にも食べやすい最高級プレミアム療法食です。
口コミでは「本物の味はワンコにもわかる。自分からガツガツと食べてくれました」「全ての食材がBIOで素晴らしいフード。今はこれ以外考えられない」といった声が多く、食いつきの良さやオーガニック品質が評判の療法食です。
販売価格 | |
---|---|
1袋(500g) | 4,290円(税込) |
1袋(1kg) | 6,600円(税込) |
2袋(2kg) | 11,880円(税込) |
3袋(3kg) | 17,490円(税込) |
6袋(6kg) | 34,320円(税込) |
栄養素 | 推奨値 | 「BIOPUR」ウェット |
---|---|---|
タンパク質 | 14~20% | 5% |
リン | 0.2~0.5% | 0.11% |
ナトリウム | 0.3%以下 | 0.08% |
カルシウム | 0.5~0.8%以下 | 0.21% |
まとめ|腎嚢胞ケアは食事から!療法食と食事管理で愛犬と長く健やかに暮らそう
腎嚢胞は発見された時点で症状が出ていなくても、将来的に腎機能の低下を招くリスクがあるため、早めの食事管理と定期的な検査が欠かせません。
今回ご紹介した療法食は、いずれも腎臓への負担を減らしつつ、必要な栄養はしっかり補えるよう配慮されたフードを厳選してご紹介しています。
愛犬が好んで食べられる療法食を見つけることが、腎機能維持の第一歩になります。
我が家の愛犬ちょちょも、療法食やサプリメントを取り入れながら定期健診を続けることで、19歳になった今も元気に過ごしています。
腎嚢胞と診断されたら、できるだけ早く愛犬に合った食事選びを始めてあげましょう。
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